風俗業界における深刻な人材不足について

フーコム営業マンの業界日誌

世の中は深刻な人手不足に悩んでいます。日本国内における2019年12月時点の有効求人倍率は約1.6倍。これは、求職者100人に対して、160社が人材を募集していることを意味しています。これだけでもいかに人手不足であるかお判りいただけると思います。しかも、一般的には敬遠されがちな風俗業界では、さらに求職者は減少します。いかに有望なスタッフを効率よく集められるか? これが風俗業界で成功を収めるための最重要ポイントです。

人材不足により出店できてない

現在、或る大手風俗店グループ企業は売上が伸びているにも関わらず、人手不足のため新規出店ができない状態となっています。

一度解約をしたら二度と営業ができなくなってしまうホテヘルなどの既得権付きの屋号を持っているにもかかわらず、それを任せられるスタッフが居ないため、屋号を寝かせたまま拠点事務所の家賃のみを支払い続けているお店もあるくらいです。

スタッフさえ集めることが出来ればすぐにでも営業可能なのに、出店出来ない。そのような状況が、どこのグループ店でも続いています。

スタッフ求人の広告も効果がない?

深刻な人手不足のため、スタッフ募集の求人広告を掲載してもなかなか人が集まらない、ようやく集まったスタッフは、住む部屋もないような人も多いため社員寮を用意しなければならない、さらに、せっかく寮を用意してもすぐに辞めてしまう等、さまざまな問題が発生しています。

このような状態を打開するにはいかに優良な人材を確保するか? また確保した人材が辞めないようにするか? が非常に重要となります。その為に、風俗業界でも社会保険や福利厚生、また残業時間の見直しなど昨今の働き方改革をなぞるように業務体系の見直しをするお店も増えてきています。

まとめ

一昔前の風俗店の店長と言えば、身を削って休みもなく長時間働き、月収100万円を荒稼ぎするもの。そんなライフスタイルが風俗業界の一つの魅力でした。現在は、そのような野心の高い人ばかりではなく、安定した給料で残業もなく働きたいといった安定志向の人も増えているようです。なので、お店によってはスタッフ募集に際し、昔ながらの高給・長時間労働のパターンと給料は高くはないが残業もないパターンの2パターンを用意する事もあるようです。求職者の希望に合わせて働き方を選べるようにする。風俗業界も時代に合わせていく必要があります。高収入だけで仕事を選ぶ時代は終わったのかもしれません。