コロナ禍を乗り切るためにできる事

風俗経営基礎知識

長引くコロナ禍で風俗店からは客足が遠のき、女性キャストも感染を恐れて出勤を控える状況が続いています。閉店するお店も続出する中、この試練を乗り切る方法はあるのでしょうか。

コロナ禍が風俗店へ与える影響とは

東京都内や近隣地域に出された緊急事態宣言や蔓延防止条例によって、飲食店の営業時間や酒類の提供に対して大きな制限が課され、繁華街や歓楽街への人出は引き続き抑えられています。飲食店であれば休業補償の対象となるため、酒類の提供禁止・営業時間の短縮に協力してもある程度持ち堪えられますが、風俗店は休業補償の対象外である上、繁華街や歓楽街への人出そのものが抑えられてしまえば「飲酒後の風俗店利用」の需要も著しく減少してしまいます。

風俗店への来店客数が減少すれば、女性キャストが出勤をしてもお茶を引いてしまう事も多くなり、転籍や転職する者も増え、風俗業そのものが縮小してしまう事態にもなり得ます。

コロナ禍でも利益を維持するには

コロナ禍においても一定の売り上げを維持している風俗店は存在します。緊急事態宣言や蔓延防止条例の下では「飲酒後の風俗店利用」や「外出のついでに風俗店に寄る」等の偶発的な風俗店利用機会は期待できません。

また、風俗利用客であっても感染リスクを考えれば、新たなお店に足を伸ばすことは少なくなるでしょう。つまり、どの風俗店も新規利用客を獲得するのは難しい状況です。このような状況下でも風俗店の利用が見込めるのは、目当ての女性キャストのいる常連客です。売り上げを維持するには、女性キャストがより多くの本指名をとり、お店が本指名の取れる女性キャストをどれだけ確保できるかが鍵を握ります。女性キャストが本指名を獲得できるよう教育をし、コロナ禍でも出勤して貰えるようコミュニケーションを図る。

このような状況下でも来店して頂いた常連客が満足できるような感染対策とサービスを提供する。これが出来れば、来客数のパイが減少しても一定の売り上げを維持することが可能でしょう。

まとめ

コロナウィルスのワクチン接種が開始され、ようやく終息への道筋が見え始めました。しかし、1年以上も続いたコロナ禍で多数の風俗店が閉店したのも事実です。あともう少しの逆境を乗り切るため、常連客の本指名を確実に稼げるよう、女性キャストとの向き合い方を見直してみてはいかがでしょうか。