(前回のあらすじ)
業界入りから2年程度で『高崎ギャルコレクション』のオーナーとなった須藤氏。今では高崎エリアを代表する人気デリヘルですが、ここに至るには確固たる経営理念などがあったからでしょう。今回はその理念や、これから業界を目指す人に望むことなどを聞いてみました。
前回の記事はこちら【まさかの失敗を乗り越えて…】
「楽しくやる」ことのメリット
―――『高崎ギャルコレクション』は店名通り、いわゆるギャル系デリヘルですが、ギャル系キャストを扱うメリット・デメリットを教えてください。
(須藤氏)メリットはまず、キャストさんが若いと“爆発力”がありますよね。若さゆえの体力がありますから、貪欲だと1日に多くの指名本数をこなせるんですね。
―――あぁ~、たしかに熟女店だと2本で「疲れた……」となるケースがあると聞きます。
(須藤氏)その爆発力ゆえに、伸びが大きいんですね、ギャル店は。しかし、若さゆえの“つまづき”もあるわけで。たとえばホストに入れ込んで……とか。それが当日欠勤につながったりして、デメリットといえば、その点はデメリットですよね。
―――夜にホストの店で飲み過ぎて、翌日起きられないというパターンですね。
(須藤氏)まさにそうです。以前、自分がやっていて言うのも何ですけど(苦笑)ただうちのお店の場合、キャストさんが楽しくやれればいいかなって。それは従業員もそうですけど、ウチのお店はキャストさんとスタッフが仲良くて、それで明るく楽しくできればいいかな~って。一度、個室待機のシステムを取り入れてみたのですが…結局、皆が集まれる場所に来てしまうので、「意味無いじゃん!」となり(笑)まぁ、和気あいあいという感じでいいんじゃないですか?もちろん、今も個室待機のシステムも残していますけどね。
―――経営理念はありますか?
(須藤氏)先ほども申しましたが、「楽しくやる」ことですね。楽しくなければやっている意味がないと思うんです、仕事って。あまり、こんを詰めて仕事をしてほしくないんですね。だけど、メリハリを大切にして締めるべきところは締めて、押さえるべきポイントは押さえる。自分の仕事としてやるべきことをやっていれば、あとは自由でいいと思っています。
欲にまみれていてもいいじゃないか!
―――今後、デリヘルを始めたいと思っている方にアドバイスはありますか?
(須藤氏)ボクみたいな人間がアドバイスするのもアレですが……(笑)いや、でも、やってみたいと思ったら、やったほうがいいと思います。欲を出すなと言う人もいますが、欲を出さなきゃ手に入らないし、すべてを手に入れる気持ちでやってみればいいんです。あと、たとえ上司でも、自分がやりたいと思ったことは奪ってでもやってみたほうがいいですよ。
―――ガッツの世界ですね……。
(須藤氏)目標があればできると思います。たとえばお金を手に入れたいというのは不純な動機ではないですし、そういう気持ちがあったほうが成功には近いのでは?やり方次第で資金力が無くても、のし上がれる世界なんじゃないかな、デリヘル業界は。もちろん、自分を律しなくてはいけないところもあるし、欲を持っていても溺れないようにしないといけないですけどね。
―――須藤さんが自分の後任として任せてもいいと思う人材は、どんなタイプですか?
(須藤氏)欲まみれな人!(笑)
―――(笑)それほど積極的だと成功すると?
(須藤氏)もちろん欲だけではなく、そのうえで真面目な人だったら成功すると思います。経験値なんて経験しないと積めないものですけど、欲を持つのは誰にでも、いつでもできるので、この業界を目指している人に頑張ってほしいです!
―――今日はありがとうございました。
『高崎ギャルコレクション』 須藤氏
高校卒業後から、高崎でホストとしてその座を極め、23歳でデリヘル業界へ。現在、ギャル系キャストに特化した『高崎ギャルコレクション』などのオーナーとして腕を振るう、注目の人物です。
『高崎ギャルコレクション』
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