成功するデリヘル経営者はこれをやらない

デリヘルオープン準備

デリヘル開業者は、誰もが事業を軌道に乗せようと試行錯誤を繰り返します。上手く事業を軌道に乗せることが出来た人、失敗してしまった人、その違いは何でしょうか。今回はデリヘル業を上手く軌道に乗せることが出来た人の成功体験をもとに、成功した人の「これはやらない」事を三つ、紹介します。これから開業を目指す方は参考にしてみてください。

共同経営

事業を始めるための開業資金は、多い方が良いのは当然です。開業資金5百万円と1千万円なら1千万円のほうが成功しやすいでしょう。そこで、より多くの開業資金を集めるため知人や仲間、家族などと「共同経営」を始める方もいます。

単純に2人で始めれば開業資金は半分で済みますから、利益が半減するとしても資金不足で立ち行かなくなるリスクを考慮すれば、得策のように思えます。しかし、「共同経営」で始めたデリヘル営業が軌道に乗ることは、皆無と言っていいでしょう。

失敗する理由は様々ですが、経営判断を迫られる場面において共同経営者同士が毎度衝突を繰り返し、喧嘩別れする事が多いようです。どの業界においても、事業経営を目指す人は、

・人の言うことを聞きたくない
・自分の思い通りにやりたい
・人に指図されたくない

人が多い事でしょう。特に、風俗業界には我の強い人が多いように思えます。こういった理由から共同経営はお勧め致しません。

運営を人に一任する

開業者自身は出資をするのみで、業界経験の多い店長を雇い運営を任せる人も多数見受けられます。この場合、実際に現場でお店を切り盛りする“雇われ店長”は、必要以上に「自分ばかりが働いて経営者は何もしない」と思いがちです。

皮肉なもので、売り上げが上がれば上がるほど現場は忙しくなり、不満を溜め込むことになります。その結果、“雇われ店長”が経営者に反旗を翻し、売り上げを誤魔化して着服をしたり、キャストや他のスタッフと結託をして顧客データを持ち逃げして新規店舗を立ち上げたりと、“雇われ店長”側に裏切られることになります。

それを避けるためには、開業者であってもマメに現場に顔を出し、スタッフやキャストと密にコミュニケーションを取って不満が出ないようにしなければなりません。現場に出ず運営を誰かに一任することは避けねばならないでしょう。

3人以上で起業する

上記を踏まえれば、開業に際して必要になるすべての作業は、開業者自らが把握し出来なければなりません。電話対応、キャストの募集・管理、サイト更新、送迎、等々。

さらにはキャストの写真撮影や写真修正もできると尚、良いでしょう。これらができたうえで、共同経営者のような対等ではなく上下関係がはっきりしている、雇用者・被雇用者の関係性だけではない信頼のできる人間が一人、確保できると良いと思います。

全ての作業を開業者が把握・運営しながらも、休む時には代わりを担ってくれる人がいる。これがベストでしょう。逆に、このような人間が複数いると、人件費もかさみますしスタッフ間の面倒なトラブルも発生したりしてしまいます。

自分が全てを行うことが出来るが休みは取れる。仮にその人間がやめてもしばらくはお店が回せる。それくらいのスタンスで経営していれば、最小限のリスクで経営していけるでしょう。

まとめ

この他にも、やってはいけないことは、枚挙にいとまがありません。それでも、最低限この3つは意識して始めるとよいでしょう。複数の人間で共同経営をしたり、運営を誰かに丸投げしたり、多くの作業を分業で行ったりと、一見効率良く見えることも実はリスクを生じさせます。大変そうに見えても地道にコツコツとやっていくことをお勧めします