
昨今、コロナ渦の影響もあり、風俗店で働きたいという女性は年々増加傾向にあります。
風俗に対する知識が無い場合、女性は「どのようなお店を選べばいいか」と悩む方が多いようです。
風俗店の中には悪質なお店もあるので、特に注意しなければなりません。
そこで今回は、デリヘル開業セミナーを定期的に開催している私が、求人をお探しの女性の方のために、風俗店の選び方をご紹介します。
ある程度の知識を持って求人を選べば、より良いお店にたどり着く事ができるはずです。
これから風俗で働きたい、応募してみたい!という方は是非参考にしてみてください。
風俗業種から求人を選ぶ方法
おすすめしたい風俗求人の選び方として、まずは業種から選ぶ方法です。
風俗店は業種・業態によって、サービス内容が変わります。
選び方を間違えれば身体的や精神的にしんどかったり、自分がしたくない事をさせられる事もあるので、業種はとても大事になってくるでしょう。
風俗店は「ピンサロ」や「ソープ」を思い浮かべると思いますが、他にもたくさんのサービスがあります。
まずはどの種類の風俗店に勤務するかという事を考えましょう。
大きく業種を分けて説明しますので、チェックしてみてください。
オナクラ
オナニークラブ、略してオナクラは男性のオナニーを手伝う風俗店です。
基本的なサービスとしては手コキのみ。
最近ではそれプラス、乳首責めや唾液ローションなどもデフォルトとなっているお店が増えてきています。
お店によって様々な有料オプションがありますが、面接時にそのオプションに対応できるかどうか聞かれると思うので、したくないものがあれば断りましょう。
ただし、可能オプションによって指名が入らなかったりする場合もあるので、よく考える必要があります。
オナクラは風俗業界の中で最もソフトと言われており、業界未経験の女性にオススメです。
女性側が服を脱ぐことはほとんどなく、精神的にも安定して仕事ができるでしょう。
メンズエステ
メンズエステは、女性が男性客の全身をオイルでマッサージし癒しを与えるお店です。分かりやすく言うと、物理的に快感を与えるのではなく、精神的に気持ちよくするというサービスとなります。
俗にいう抜き行為は一切行われないのですが、オプションとして前立腺マッサージを提供しているお店もあります。
オナクラと同様、女性側が服を脱ぐことはありません。ただしタイトワンピースやタンクトップなどのセクシーな衣装を着ることとなります。
また、男性客が女性に触れる事は禁止されているお店が多いので、安心して働くことができるでしょう。
メンズエステの場合、オイルマッサージの技術を学ばなければいけないため、講習の回数は他の業種と比べて多めとなります。
同時にオイルマッサージの技術を取得したいという方にとっても、オススメな風俗店です。
ピンサロ
ピンサロはフェラチオを主とし、男性を射精へ導く風俗店です。
キス、手コキ、男性器をおしぼりで綺麗にしてフェラ、などがサービス内容となります。
また、男性側から女性器を触るという事も出来ます。
個室で接客するのではなく、広いフロアに低い壁で区切られたシート内でマンツーマンで接客することとなります。
店内ではクラブミュージックが大きいボリュームでかかっており、会話やプレイ中の音は他のシートにほとんど聞こえません。
接客中は男性スタッフが店内を巡回しているので、男性客に嫌な事をされた場合はすぐに駆けつけてもらうことができます。
接客時間は30分前後と短めとなっており、回転率が早く多くの男性客を接客しなければならないので、体力的には辛いお仕事ではあるでしょう。
基本的にピンサロ店内は薄暗い照明なので、スタイルに自信が無い方やリストカット跡がある方でも採用率が高いことが特徴です。
デリヘル
日本で最も多い風俗店、それがデリヘルです。
サービス内容はキス、フェラ、素股などを行い男性客を射精へ導きます。
ホームページを見てお店に予約が入り、指定された場所へドライバーと向かいます。
お店によっては、自分の足で向かう事もあるでしょう。
派遣先は男性客の自宅や、ラブホテル、シティホテルなど様々です。
デリヘルは最も安定した稼ぎがある業種です。
昼職の人や学生なども、副業として働く子も多くいます。
毎日出勤する必要はなく、週に1回からでもOKなお店が多いのが特徴。
類似した業種に
- ホテヘル : 近隣のラブホテルでのサービス
- 箱ヘル : 店舗の個室でのサービス
があります。
ホテヘルや箱ヘルも、サービス内容はデリヘルと同じです。
顔やスタイルに自信のある方は「高級店」を選ぶことをオススメします。
高級店を利用する方はお金持ちの男性が多く、高収入に期待できるに加え、普段行ったことのないような高級ホテルを予約してくれたりします。
非日常を味わってみたい方は高級デリヘルへの応募をオススメします。
ソープ
ソープのサービス内容としては、洗体プレイやローションでのマットプレイなどです。
高級店には現役のAV女優が在籍しているお店も多くあります。
短期間で稼げるという点では他の業種よりオススメできます。
ただし、ソープの中でもランクが明確に分かれており
- 激安店
- 大衆店
- 中級・高級店
があるのです。
激安店と高級店では、給料は雲泥の差になります。
お店によりますがシャワーを浴びずに即尺や挿入をする場合もあるので、入店前にどのようなお店かを確認する必要があるでしょう。
イメクラ
イメクラは看護師や女子高生などのコスプレをして、イメージプレイを楽しむ風俗店です。
サービス内容はデリヘルや箱ヘルなどと変わりはありません。
他にも痴漢プレイや赤ちゃんプレイなどをコンセプトにしたお店も存在します。
コスプレ好きな人やアダルトビデオのようなプレイをしてみたく来店する男性客が多いので、そのお店のコンセプトに合った演技や、なりきりをする必要があります。
そのようなプレイが苦手だという方にはイメクラはオススメできません。
逆にそういうプレイが好きだったり、やってみたい!という方にはオススメできます。
SMクラブ
SMクラブは多くの方が聞いたことがあるでしょう。
通常のヘルス+SMプレイを付け加えたのがSMクラブとなります。
SMクラブにはS嬢とM嬢が存在します。
S嬢の場合だと、男性をムチやロウソクや緊縛、言葉責めなどでイジメながら射精へ導きます。
逆に射精をさせず女性側がその射精を管理するというのもプレイの一環です。
うまく調教することが求められるのがS嬢。
M嬢の場合だと男性に責められるので、精神的・肉体的にも耐える必要があります。
SMの種類には「ハードSM」と「ソフトSM」の2種類があり、ハードSMの場合や縄やロウソクを使ったりと身体を痛めつけるのが多いですが、ソフトSMは目隠しや手足の拘束など、その名の通りソフトなプレイとなっています。
お店によってコンセプトが違うので、店舗ホームページを確認するようにしましょう。
また、SMクラブはマニアックなプレイが多くなるため、通常のヘルスよりも給料が高めなのが特徴です。
お店のコンセプトも大事になってくる
ここまで風俗の業種を大きく分けてご説明しましたが、求人の選び方として「お店のコンセプト」も重要になってきます。
お店によって様々ですが、ヘルスの中にはシャワーを浴びず即プレイを開始するところや、おしっこを使ったプレイをする風俗店などもあります。
適当にお店を選んでしまうと、やりたくなかった事をやらせれるという状況になりかねません。
その為長続きせず、また新たにお店を探さなければならないのです。
そのような状況にならないよう、お店のコンセプトはホームページを見て必ず確認するようにしましょう。
「これだったら得意」「これなら長続きしそう」といったお店を選ぶと良いですね。
自分の持っている「武器」を最大限に活用しよう
様々な風俗店があるため、自分が持っているテクニックや容姿などは必ず武器になります。
例えば年齢が40代の方は人妻・熟女専門店に応募したり、SMの世界に興味があるならSMクラブに応募してみたり、顔やスタイルに自信がある方は高級店を探してみるなど、貴女しか持ってない武器やテクニックを活用してみるのも良いでしょう。
リストカット跡や妊娠線、タトゥーなども例外ではありません。
フェチ向けのお店がありファンはいますので、風俗業界では武器になるとポジティブに考えると良いですね。
ただし、お店によっては断られる場合もあるので応募時に相談してみましょう。
給料から風俗店を選ぶ方法
一番重要視してる方も多いであろう「給料」から風俗店を選ぶ方法について解説します。
もちろん業務内容や勤務時間によって給料が変わってくるのは事実です。
先ほど紹介した風俗店で働いた場合をまとめてみました。
業種 |
時給 |
日給 |
オナクラ |
3,000円~5,000円 |
20,000~30,000円 |
メンズエステ |
5,000円~8,000円 |
25,000~40,000円 |
ピンサロ |
2,500円~4,000円 |
15,000~30,000円 |
デリヘル |
一般店…10,000円~ |
一般店…30,000円~60,000円 |
ソープ |
激安店120分…7,000~10,000円 大衆店120分…20,000円~ 高級店120分…40,000円~ |
激安店…30,000円~ |
イメクラ |
5,000円~9,000円~ |
30,000円~50,000円 |
SMクラブ |
10,000円~15,000円 |
50,000円~ |
本数などによって変わってきますが、おおまかな相場は以上です。
フルタイム出勤すると、もちろんこれ以上稼げるでしょう。
ほとんどのお店が、お客様が払った金額の40%~60%+オプションバックとなっています。
例えばお客様が90分1万円のコースを利用した場合、バック率が50%なら5,000円、60%なら6,000円があなたのお給料になります。
オプションがついた場合、50%~100%バックが付きます。
また、指名本数などによってボーナスが支給されるお店なども存在します。
入店する前に、そのお店の給料のシステムについて確認することが大事になってくるのです。
風俗求人の探し方

風俗求人サイトから選ぶ
風俗求人サイトはいくつもあり、業種や地域別に条件を設定して簡単に検索することができます。
求人の詳細には給料や待機場所などの待遇詳細が記載されています。
そのお店のある程度の詳細が分かるので、確認してみましょう。
分からない事があれば電話やメール、LINEなどでお問い合わせみましょう。
どのお店も基本的に丁寧に回答してくれます。
後述していますが、求人サイトの誇大広告には十分気を付けてください。
お店のホームページの求人
風俗店の営業用ホームページには、必ず「女性求人」「求人情報」「RECRUIT」と書かれたメニューボタンがあります。
そちらのページを見ると、詳しい募集要項などが記載されているのでLINEやメールなどで応募することができます。
雑誌やフリーペーパーから探す
最近では少なくなりましたが、雑誌やフリーペーパー、新聞などから探す方法です。
夜のお仕事系がまとめられているフリーペーパーなどに風俗の求人が掲載されている場合があります。
ネットの情報に比べるとフリーペーパーや雑誌は情報量が少なくなります。
その為いい求人に巡り合えないというのがデメリットです。
ただし、スマホが使えない状況になっている場合には便利なので、雑誌やフリーペーパーの求人を探してみてください。
口コミサイトを見てみる
口コミサイトで、男性側はどのような接客やサービスをされているか見てみましょう。
お店の評判も同時に確認することができます。
お店によっては口コミを公式ホームページに掲載している場合もあります。
「口コミ風俗情報局」や「フーコレ」などは口コミに審査があり、不正な口コミなどは定期的に削除されており、信頼性が高いのでオススメです。
風俗店の面接・採用までの流れ

実際に働いてみたいお店が見つかったら、面接を受けてみましょう。
基本的に最初は本入店の前に体験入店になりますが、そこで自分に合わないと思ったら断ってもOKです。
体験入店にも講習が必要な場合があるので、実技講習をしたくない方は「実技講習なし」のお店を選びましょう。
実技講習をした場合にも給料を貰えるお店もあります。
いくつかお店の候補を決めて「このお店なら自分に合いそう」といったお店を選びましょう。
働きたい風俗店を決める
風俗求人サイトは基本的に検索条件を設定してお店を絞り込むことができます。
求人サイトによって設定できる条件は変わってきますが、
- 地域
- 業種
- 待遇・環境
- お店の特徴
- 給料
- 面接・講習
などがあります。
検索して、応募したい風俗店を絞り込んで探します。
検索エンジンで自分で探すのも良いでしょう。
応募する
求人サイトには応募フォームがあるので、必要な項目を入力して応募しましょう。
応募フォーム以外にもメールや電話、LINEなどでお問い合わせすることができます。
応募完了後、お店から連絡が返ってきます。
面接・体験入店へ行く
お店と実際にやり取りをしてみて、面接日を段取ります。
面接日当日は指定された時間5分前にはついておけるよう、その場所へ向かいましょう。
免許証やマイナンバーなどの身分証明書は必ず持っていってください。(学生証・健康保険証・年金手帳は不可)
現在ではオンラインで面接をしてくれるお店もありますので、その場合身分証はどうすればいいか聞きましょう。
面接がうまくいけば、その後体験入店をする事となります。
もちろん面接日当日でも可能ですし、別日でも可能です。
すぐに働きたいという方は面接当日に体験入店をしましょう。
正式に入店を決定する
面接・体験入店を終えて、働きたいと思ったら正式に入店します。
入店時には契約書などにサインをすることになりますが、必ず契約内容に目を通してください。
勤務日数や当日欠勤などの対処などについて書かれている場合があります。
もし契約内容を見て納得がいかない項目があれば、「一度考えさせて下さい」と言いましょう。
ルールが厳しすぎると、長続きしない場合もあるのでよく考えて契約書にサインするようにしてください。
入店後は本籍が記載されている「住民票の写し」が必要になります。(パスポートを持ってる場合は不要)
従業員名簿作成のため年齢確認・本人確認が必要なのです。
逆に「住民票?そんなのいらないよ」と言われた場合は注意が必要!
法律に基づいて営業していない可能性があり、摘発対象のお店かもしれません。
悪質な風俗求人の見極め方
様々な求人が掲載されていますが、中には悪質な求人もあるのが事実です。
騙されて面接までしてしまうと、時間と交通費の無駄になるので見極めることが重要です。
問題はその悪質な風俗求人の見極め方ですよね。
まず前提として、あなたが「怪しい」と思ったのであればそこへの応募はやめておいた方がいいかもしれません。
見極め方をお教えしますので、必ず頭の中に入れておきましょう。
公式ホームページがあるか確認
風俗求人サイトには様々なお店が掲載されています。
そのお店が公式ホームページを運営しているか確認してみましょう。
独自のサイトを持たないお店も多くなってきましたが、老舗や大手は必ず自社サイトを運営しています。
ホームページを所有していない理由として考えられるのは以下の通り。
- 出来立てのお店で固定客がついていない可能性がある
- ホームページにお金をかけられない
- ダミー店として求人掲載している
お店のホームページがあれば「写メ日記は更新されているか」「出勤は多いか」などの更新頻度を確認してみましょう。
誇大広告に気を付ける
悪質な風俗店で最も多いのが求人サイトの誇大広告です。
よく目にするのが日給や保証をオーバーに掲載しています。
「日給10万円保証」「入店祝い金15万円」などと書かれている求人を見た事があると思いますが、ほとんどが嘘と言って良いです。
それを貰うには
- 写真で顔出しが必要
- お店が指定した日数を勤務
- 指名を1か月○本取ること
などが条件の場合が多いのです。
応募時や面接時に聞いて確認しておくようにしましょう。
このような誇大広告がある理由の例として、「A店が保証5万円と表記する→それを見たライバル店Bが保証7万円と表記→それを見たライバル店Cが10万円と表記」といった悪循環に陥っているためです。
逆に高級店の求人を見てみてください。
基本的に高級店は優良店が多いので、入店祝いや保証金などに関して記載しているところはほぼありません。
「じゃあ入店金は条件を達成しないと貰えないの?」と思いがちですが、実際はそうでもありません。
大手グループや人気優良店を選べば入店祝い金を支給してくれる場合もあります。
老舗や儲かっているお店は女性への待遇が良いので、選び方の基準としてみましょう。
バック率も確認しておこう
バック率に関しても誇大表記している場合があります。
「バック率80%!」と書いている風俗店を見かけますが、ほぼあり得ないと言って良いです。
それこそ条件付きで、募集要項を見ると「入店から1週間限定で80%」などと記載している場合があるので確認してみてください。
基本的に過剰な表記は、怪しいと思いながら見てみることをオススメします。
街のスカウトには注意が必要
道端でスカウトに話しかけられる女性は多いことでしょう。
その大半が、ガールズバーやキャバクラ、風俗店へのスカウトです。
もちろん紳士的なスカウトも中には存在しますが、悪質なスカウトもたくさん存在します。
紳士的な人が居たとしても、それ以前にスカウトは
- 職業安定法
- 迷惑防止条例
に違反しています。
違反行為をしている人に個人情報を渡していいのか、お店を勝手に決められていいのかよく考えてみてください。
スカウト経由での入店は、スカウトマンもあなたの個人情報を預かっている状態です。
写真を誰かに送られたり、悪用されたりするリスクもあるのです。
そもそもスカウトは紹介できるお店が限られており、自分が契約をしているお店にしか紹介できません。
その為選択肢が限られてしまいます。
更にスカウトを通しての入店すると、退店時にしつこく引き止められます。
風俗スカウトマンはお店に女性を紹介すると、その方の給料から10%~15%をバックで貰える仕組みです。
スカウトマンにとって自分がスカウトした女性が退店するのは、死活問題なのです。
まとめ
風俗求人の選び方を詳しく解説してきました。
初めての方にとって、どの風俗店で働くかという事はとても重要です。
業界未経験の女性にオススメでソフトな業種が「オナクラ」「メンズエステ」
安定した給料を稼ぎたいのであれば「デリヘル」「ソープ」
また、お店のコンセプトも大事になってきます。
風俗求人の中には悪質なものもあるので十分に注意が必要です。
今回この記事に目を通して頂いた方は、比較的安全に風俗店を選ぶ事ができるでしょう。
貴女に合ったお店が見つかる事を祈っております。