(前回のあらすじ)
一歩先を行くアイデアが話題を呼んでいる、デリヘルグループの『裏オプグループ』。同グループを運営している萌本氏は、いかにして“刺さる”アイデアを考えているのか?その源とは?
前回の記事はこちら【業界入り前の仕事は一日の粗利が200万円!】
“におわせ部分”……それが大切!
―――裏オプグループさんには、店名からして気になるお店が多いですよね。『女子大生の裏オプション』とか『JKリフレ裏オプション』とか……。
(萌本氏)ありがとうございます。実は裏オプグループになるまでも、いろいろな店名のデリヘルを作っているんですね。しかし、当然上手くいく点とそうでないことがあって、これまでいろいろと試してきていますよ。ビルド&スクラップの繰り返しです。店名はこだわるというか、とにかく“刺さるやつ”を……と思っています。ネーム命、みたいな(笑)“におわせ部分”を持つことが、こだわりの一つですね!
―――そして、公式サイトの女性の紹介では……。
(萌本氏)あぁ、“アレ”を持たせていることですよね?アレが何かは実際にご覧になっていただきたいのですが(笑)、私が考えました。お店のネーミングだけではなく、すべてにおいて“刺さるやつ”を……と考えています。
―――アレを持った写真はインパクト大でした。今さらの確認ですが、誤解されないように改めて確認しますけど、デリヘルですよね?(笑)
(萌本氏)もちろん、デリヘルです(笑)先ほど、刺さる名前にこだわっているといいましたけど…裏を返せば、期待させることでもありまして。だからこそ、リスクもあります。それだけにキャストさんの教育はシッカリやっています。
―――そうですよね、期待と誤解は紙一重な部分がありますし。しかし、男性心理の上手いところを突いているなぁ~と感心します。
(萌本氏)ありがとうございます。そう言っていただけると、考えてきた甲斐がありますね(笑)
アイデアが生まれるのは…〇〇な時間!?
―――ところで、萌本さんの“刺さるアイデア”は、どのように考えているんですか?
(萌本氏)そうですね……デリヘルという仕事は、終わるのがどうしても深夜になるじゃないですか?それで、3時過ぎの眠い時間に、事務所のホワイトボードに思いつくままに書いて、スタッフ同士で「どれが刺さるか?」という感じでミーティングしていまして。それで、眠さ故にハイになっているんでしょうね。時折、刺さるネーミングが降りてきます(笑)ただ、刺さる、刺さるといいましても奇抜なものではなく、名前一発で分かるようなものを選ぶようにしていますけど。
―――また、御社の広告方法で素晴らしいと思ったのが、独自でキュレーションサイトを立ち上げていたりしますよね?
(萌本氏)そうですね。今、活かしていないサイトも含めると……20サイト位ですね。思いついた理由は、広告費にお金をかけたくなかったことが第一です。「自分でプラットホームのサイトを作ればお金かかんないじゃん!」という発想です。何より自分が以前、システム開発の仕事をしていたこともありましたし、自分のイメージを具体化できるのがITの醍醐味だと思っていましたので。それでも、おかげさまで最近では人手が足りないのでエンジニアとデザイナーを常駐させて運営しています。
―――集客用のサイトも自社のものですか?
(萌本氏)いえ、いくつか広告を出しています。そこで自分たちで運営するのが良いのか?それとも他社サイトに広告を出すべきなのか?その検証をしているところです。
―――ちなみに求人広告も自社サイトで?
(萌本氏)そうですね。大手の有名な求人サイトでは募集していません。あとは企業秘密的なこともあるので(笑)詳しくはお話できませんが、自社でやる分、予算を抑えられます。
―――その点はかなりのメリットですよね。
(萌本氏)そうですね。だから、大学を卒業してシステム開発の会社に就職したことは無駄ではなかったですし、良かったなと思います。
“刺さる”……今回の萌本氏のインタビューで重要なキーワードになりました。いかにユーザーの心に届き、響くか?そのようなアイデア・言葉を生み出した結果が現在の快進撃につながったことが分かりました。次回は裏オプグループを始めての苦労や、今後の展開についてお話を伺います。
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JKリフレ裏オプション 萌本氏
他業種で培ったビジネスセンスをベースに今までにないコンセプトで風俗業界に衝撃を与えた萌元氏。短い年月で一気に店舗展開しながらその目はすでにの展開に向いている。飽和状態と言われた風俗業界に新規参入し見事成功を収めた萌本氏の次のアイデアが楽しみである。
【裏オプグループ】
オフィシャルサイト