デリバリーヘルスってどんな風俗?

業種ジャンルを学ぶ

フーコムではデリバリーヘルスの開業支援をおこなっていますが、まずはデリヘルがどんなものか、その概要を知っておく必要があります。この記事ではデリバリーヘルスという業種について詳しく紹介していきます。

風営法上のデリヘル

現在、全国的に風俗産業の主流となっているのが一般的に『デリバリーヘルス』と呼ばれている無店舗型で派遣型の風俗店です。今では『デリヘル』という呼び方が定着しています。

風営法の区分としては無店舗型性風俗特殊営業にあたり、所轄の警察署に届け出て、許可が下りれば営業が可能です。また、営業許可の受理から10日後という短期間で営業を開始できるところがポイントでしょう。

事務所(営業所)の場所はとくに定められていませんが、物件の所有者による無店舗型性風俗特殊営業を認める書面が無いと営業許可の受理が下りません。そのため、物件を決める際には、まずその点が可能か否かを明確にさせることが必要です。また、自分のお店がどのエリアを拠点にするかによって立地条件や営業条件も異なってくるでしょう。

デリヘルの歴史とサービス概要

デリヘルの歴史は女性を派遣しての性的サービスという観点で見ると定かではありません。しかし、現行の法律に基づくものとしては1999年4月に施行された『改正風営法』に伴い、無店舗派遣型の性風俗サービスが合法化されたことに始まります。

それ以前は『ホテトル』と呼ばれていた派遣型風俗店がありました。ホテトルはホテルトルコの略で、そのサービス内容は、その名前からも察することができますね。

キャストを派遣できる場所はラブホテル、レンタルルーム、お客さんの自宅といった場所です。店側の判断によりますが車中、シャワー(浴室)が付いていない部屋などへの派遣はできません。

また、ビジネスホテル、観光ホテルによってはホテル側が宿泊利用者以外の立ち入りを禁止しているところもあります。そのため利用可能なホテルのリストを公式サイトなどに掲載することで、ユーザーが優良店か否か決める要素にもなっていますので、ご参考まで。

営業上のメリット・デメリット

デリヘルは風営法に組み込まれることで、ホテルや客の自宅に派遣のうえ本番行為無しのファッションヘルスと同様のサービスを行えるようになりました。店舗型風俗店と異なるところは、まず、地域によって異なりますが24時間営業が許可されているところです。

また、メリットとしても店舗型風俗店とは異なり、事務所の所在地を必ずしも繁華街・ホテル街といった環境に頼る必要がないことです。郊外でも自宅派遣の需要はハッキリ存在します。

逆に客先に向かう移動時間がかかり、店舗型と比較すれば受注本数の効率の低さは否めません。どのエリアで受注するか、フリーのキャストをどこに向かわせるか、ドライバー管理を含めた交通状況把握などの差配が重要なポイントになってきます。そのためキャストの在籍数、シフトの組み方によって店舗型風俗店よりも多い収入が見込めることがあります。

また、無店舗型営業は看板告知などの店舗型特有の集客アプローチは不可能です。そのため、必然的にWebサイトや雑誌等の風俗専門媒体に集客アプローチを頼ることになりますので、その見極めが重要視されています。

ユーザー目線からみたデリヘル

ユーザーとしての利用方法は、まず事務所(営業所)に電話で交渉。その多くがホテルを利用することが多いので、営業エリアのホテル事情(名前や料金形態など)を把握しておくことが賢明です。店舗型風俗店と比べるとユーザーにはこのホテル代がネックになってくるので、どこを推薦するかによってお店の評価も変わってきます。

オーソドックスなサービス内容はサービス前の一緒のシャワー、キス、全身リップ、そしてフェラチオか素股によってのフィニッシュとなり、前述のように本番行為は厳禁です。

しかし、最近では女性が入室後すぐにフェラチオなどのプレイを始める即プレイ専門店や、各種オプションを使ったプレイをコンセプトにしたデリヘルも増えています。

 

いかがだったでしょうか。現在のスタンダードでありながら、無限の可能性を秘めているのがデリヘルという業種です。こういった概要を抑えておいてこそ、具体的な開業プランも明確になってくるのではないでしょうか。