新型コロナウィルスの感染拡大により国内へのインバウンドの減少、東京オリンピック開催延期の検討など、様々な分野に影響が出ています。風俗業界においても感染を恐れて利用を控えるなど、マイナスの影響が出つつあります。今回は、風俗業界がこのような状況をどのように乗り切るべきか、について触れてみます。
新型コロナウィルスの影響により売上3~5割減
多くの風俗店が新型コロナウィルスの感染拡大によって前年比3割から5割、売り上げを落としています。新規客や風俗のライトユーザーが利用を控えていることが要因と思われますので、常連客やリピーターの多い老舗店や登録会員数を確保しているお店には、影響が小さいのかもしれません。影響を大きく受けてしまっているお店では、損益分岐点を切って赤字になってしまっているお店もあり、経費削減を迫られているお店もあります。新規客やライトユーザーの利用が見込めない現状で、広告宣伝費から削減をするお店もあるようです。
風俗店が今取るべき対策とは
まず、感染を拡大させないための対策は当然、取るべきです。ユーザーやキャスト、スタッフのうち誰か一人でも感染者を出してしまっては、一大事です。営業停止はもちろん、営業を再開してもしばらくは風評被害が続く恐れがあります。キャストやスタッフの健康管理、事務所や待機所などの換気や清掃など、感染させない努力をすべきでしょう。また、多くのキャストを密室に待機させ、客待ちさせるのも得策ではありません。現在は、新型コロナウィルスの感染拡大が終息するまで、多くの客が風俗自体の利用を控えている状態です。事態が終息すれば自ずと利用客は戻って来るでしょう。キャストやスタッフにそのことをよく理解させ、出勤を削っても他店に移籍することの無いようしっかりケアしましょう。また、来客の少ないこの機会に、お店のホームページや内部インフラを見直すなど、普段は雑務に追われなかなか手の付けられない業務に着手するのも良いでしょう。
今後に向け注意すべき点
現在は、お店と同じように客も我慢を強いられています。事態が終息すれば、反動によって一気に客が押し寄せる事も考えられます。その時に今までの損失分を取り返せるよう、来るべき一ヶ月後、二か月後に備え、準備を整えておくべきです。その時に見込める需要を確実に取り込めるよう、キャストの確保やスタッフの教育、受付体制を整えておきましょう。
まとめ
新型コロナウィルス感染拡大による影響は、風俗業界に限らず全てのビジネスにおいて大きいものでしょう。苦しい時期を何とか乗り越えるべく、今できることをやっていくべきです。その先には大きなチャンスが待っているかもしれません。ピンチの時こそ先を見据え、前向きに取り組んでいきましょう。