定期借家の物件には注意が必要。意外な落とし穴をご紹介

風俗業種の物件を学ぶ!

今までこのフーコムブログでも、起業する上での物件選びについて何度かご紹介してきました。

今回のテーマは「定期借家物件」についてです。

デリヘル開業をはじめ、風俗営業を始める際に何かと障害になりえるのが物件探しではないでしょうか。

希望エリアでの物件を探しても風俗営業許可の取れる物件がなかなか見つからなかった時。

「定期借家なら」と契約できる物件をやっとの思いで見つけてもその契約には注意が必要です。

定期借家で借りられて営業をスタートさせても、問題を後回しにしただけで後からまた同じことで悩まされることになりかねないのです。

そもそも定期借家というものがどんなものかご存じない方もいると思います。

そしてあまり知らないが為に風俗営業で開業したい方が「勢いで定期借家で借りて開業し、その後困ってしまう」ということが無いようにまずは定期借家とは何か解説していきます。

定期借家とは

定期借家という言葉を聞いたことがある人は少ないかもしれません。

一般的に知られているのは「普通借家」というものですが一般的もなにも、自分が契約していたものが普通借家の契約だということ自体、気にされたことがない人が多いと思います。

今まで賃貸契約で部屋を借りたことがある方がほとんどだと思いますが、意識せずに契約をしていましたよね。

その契約が「普通借家」の契約です。

定期借家というものが日本ではあまり知られていないのも無理はありません。

ですが欧米では一般的な契約方法なのです。

日本では平成12年から「良質な賃貸住宅などの供給の促進に関する特別措置法」に基づいて「良質な賃貸住宅を供給されやすくなることを目的として」導入された制度で、導入されてからまだ約20年ほどしか経っていません。

定期借家と普通借家の違い

定期借家というものは1つの物件に住み続けられる期間があらかじめ決まっていて、その「決められた期間内で契約」します。

普通借家というのは「1つの物件に住み続けられる期間は決められていません」よね。

なので更新というものはありますが、希望すればそのまま同じ物件に住み続けられます。

ですが定期借家の物件は住み続けられる期間が決まっているのでその期間が満了になると引っ越さなくてはいけないのです。

そして同じ物件に住み続けたい場合は、再契約という形になるのですが定期借家の物件は再契約できないケースもあります。

どうしてもまだ同じ物件に住み続けたいのであれば、再契約ができるように大家さんと話す必要があります。

双方の合意があれば再契約は可能です。

定期借家のメリットと注意点

日本で導入されてから期間の浅い定期借家契約ですが、そもそも風俗営業をする為に定期借家で借りるメリットがあるのかというのも疑問に上がってきますよね。

そして注意しなければいけないことは何なのか。

普通に住居として住む場合のメリットや注意点も分かると風俗営業で借りる時の注意点が想像しやすくなると思いますので、解説していきます。

住居として住む場合のメリット

まず、普通に自分が住居として住む場合の定期借家契約でのメリットは

短期間での契約が可能

契約期間が3ヵ月や半年、1年などの短い契約期間で借りられる物件もあります。

前もって期間が決められている単身赴任の時、借り住まいなどの期間を決めて借りたい時は便利な契約です。

・良質な物件に出会える可能性が比較的高い

大家さんが自分の居住目的に立てたり購入した戸建てや分譲マンションが貸し出されることがあります。

なので比較的新しく、充実した設備のある住まいが借りられる場合があるのでその点はメリットと言えるでしょう。

賃料が相場よりも安いことがある

建て替えや取り壊しが決まっている住居は貸し出せる期間が決まっているため、再契約もできず、家賃が相場よりも安い場合があります。

なので思わぬ好条件で借りられることがあるかもしれません。

住居として住む場合の注意点

・中途解約ができないことがほとんど

定期借家契約では契約途中で解約できないのが原則です。

もし、契約期間満了を待たずに解約してしまったら残りの契約期間分の家賃を請求されることがあります。

契約する前に契約内容の確認は怠らないようにしましょう。

・契約期間満了で速やかに退去しなくてはいけない

当たり前のことですが契約期間満了の際には速やかに退去しなくてはいけません。

普通借家計約とは違って更新というものが無いので、契約期間満了までに次の住まいを探しておきましょう。

大家さん側には「賃貸契約には更新が無く、契約期間の満了により終了する」ことを公正証書などで交付、説明することが法律によって定められています。

契約期間が1年以上の場合、大家さんは期間満了の6ヵ月前から1年の間に借主へ期間満了により契約終了の旨を通知する必要があるので、万が一期間満了の日を忘れていたとしてもその通知が来るので、新しい住まいを探す猶予が半年ほどはできることになります。

風俗営業で定期借家契約するメリットはあるのか

ここまでで定期借家契約がどんなものかということと、なんとなく風俗営業で契約することのメリットがあるのか、注意点は何なのかということが分かってきたかと思います。

結論から言いますと、風俗営業で定期借家契約をするメリットはほぼありません。

何故かと言うと、スタートはできても留意点が多いのです。

冒頭でも言いましたが風俗営業をする時の物件探しは苦戦することが多いですよね。

起業する際の壁の1つだと言っても過言ではないでしょう。

そして物件探しに疲れて、早く契約して開業したい気持ちもあり「定期借家なら」という条件に飛びついてしまう。

そんなことはおすすめしません。

定期借家契約のメリットと注意点をお話しした時に言いましたが、再契約は難しいので契約期間満了と共に出て行かなくてはいけないとなると、スタートはできてもその後でまた同じような苦労をすることになりかねないのです。

それどころか、もっと多くの手間や心労もかかる可能性が高いです。

住所の変更やその他の諸々の手続きの手間、せっかくその土地で築き上げた信用や、お客様を逃してしまうことにもなります。

そして苦労した物件探しも余計に苦労するという事態になったら営業自体ができなくなってしまう。

定期借家契約で開業し、お店をスタートして数か月や数年間その土地で築いた実績があるから、その土地のなるべく近くで物件を探したいと思うはずです。

でも、そう簡単には見つからないでしょう。

定期借家契約でお店をスタートさせる前よりも条件が縛られることになるのです。

希望エリアの範囲も狭まって、物件探しも難航するかもしれません。

こういったことを踏まえると定期借家で契約することはリスクが高く、メリットはほぼ無いと言えるでしょう。

ですので、トラブルを避け、スムーズに承諾物件を見つけるには自力で探すよりも風俗営業の承諾物件に強い不動産屋に相談するのがおすすめです。

承諾物件専門の不動産情報

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まとめ

いかがでしたか? 何度も言いますが、デリヘル開業、風俗営業の許可を取れる物件を見つけるのは苦戦します。 なるべく希望のエリアでお店をスタートさせたい気持ちはよく分かりますし、開業エリアはとても重要です。 ですが目的はスタートさせることではなく、スタートしてお店を繁盛させることですよね。 焦る必要はありません。 目的を見失わずに落ち着いて良く考える事がとても大切ではないでしょうか。

デリヘル物件選びで注意する点とは (zenkoku-fu.com)