風俗店員がよくやる不正行為とは?

風俗経営基礎知識

風俗業界におけるトラブルや不正行為は、一般企業に比べて多いと言えます。これはこれから風俗業界で起業しようと考えている経営者にとって深刻な懸念点でしょう。ですが、せっかく仲間になった従業員を疑い、警戒するというのはとても心苦しいことですよね。

なので風俗店を経営する人は風俗業界ではそういうケースが多くあるということを把握して、お店の運営を円滑に行うために常に警戒心を持つことが必要です。この記事では風俗店員がよくやる不正行為について解説していきます。

こらから風俗業界で起業しようとしている方や既に経営をスタートしている方はトラブル回避の為にもぜひ最後までご一読ください。

よくある不正行為:➀お店のお金を抜く

従業員によるお店のお金を抜く行為は、風俗業界でもよく見られる問題の一つです。

経営者としては、これを未然に防ぐために対策を講じる必要があります。以下に、従業員による不正行為からお店を守るための具体的な対策をいくつか紹介します。

監視カメラの設置店をする

店内や事務所内に監視カメラを設置し、従業員の行動を監視することで、不正行為の発生を防ぎます。特に金銭授受の場面やレジの操作など、重要な場面にカメラを配置することが効果的です。監視カメラを設置しているということが分かっているだけで不正行為の抑止力となるので監視カメラの設置をおすすめします。

厳格な経費管理をする

経費の支出や収入の記録を徹底的に管理し、不正が行われないようにします。これは不正行為を防ぐこともそうですが、経営をする上でもかなり重要かつ、むしろ当たり前の業務です。そして不正行為や経理上の不備を早期発見することにも繋がります。経費の明細やレシートの提出を義務付け、不正な支出がないかを常に確認しておきましょう。

この会社はとても厳重に管理している」と認識させることが不正行為に手を染めてしまう人を減らす一助となるのです。

現金の取り扱いに関するルールの徹底を行う

従業員に対して、現金の取り扱いに関する厳格なルールを定め、その遵守を徹底させます。例えば、レジの金額は常に正確に記録し、常時照合を行うなどの対策をするなどが良いです。

従業員の教育と意識向上を図る

従業員に対して、不正行為のリスクやその重大性を説明し、適切な行動を促す教育を行います。また、正当な経営の重要性やお店の信頼性を理解し、従業員の意識向上を図ることも重要です。

これに関しては後でもう少し掘り下げていきましょう。

不正行為の通報ルートの整備を整える

従業員が不正行為を発見した場合、匿名で通報できるルートを整備しましょう。従業員が安心して不正を報告できる環境を整えることで、早期に問題を発見し対処することが可能となります。

また、こういうル―トや社内規約が徹底されている認識を持たせることで不正行為が生まれない環境を作る事ができます。

従業員の社内教育


従業員に対して不正行為のリスクやその重大性を説明し、適切な行動を促すことが大切です。
ではどのような教育をしていくことが良いのか、お話ししていきます。

まず第一に、従業員に対して不正行為が会社や業界に及ぼす影響を具体的に示すことが必要です。例えば、不正が発覚した場合の法的責任や組織の信頼性の低下、業界全体への悪影響などを説明し、その深刻さを理解させます。

次に、従業員が直面する不正のリスクやその兆候について教育を行います。例えば、金銭の取り扱いに関する基本的なルールや記録の正確性の重要性、お客様との適切なコミュニケーション方法などを徹底的に説明します。

さらに、不正行為の防止に向けた具体的な対策や手順についても明確に伝えていきます。例えば、金銭の受け渡しや記録の確認を二人以上で行うルールの導入、監視カメラの設置や不正行為の報告ルートの整備などが挙げられます。

➀不正行為の例を示す

不正行為がどのような形で発生するかを具体的な例を挙げて説明します。例えば、金銭の着服や記録の改ざん、サービスの不正提供などのケースを示して、その重大性を従業員に理解させます。

②法律や規則の説明

風俗業界における法律や規則について詳細に説明し、従業員が遵守すべきルールや法的責任を理解させます。特に、金銭の取り扱いや顧客とのやり取りに関する法律について重点的に教育します。

③倫理観の強調

不正行為が企業や業界に与える悪影響や信頼の喪失など、倫理的な側面についても従業員に理解させます。お客様や同僚への信頼を守るためにも、正しい行動を取ることの重要性を強調します。

④報奨と罰則の明確化

不正行為を行った場合の罰則や、正しい行動を取った場合の報奨について明確に伝えます。不正行為を行った場合には厳正な処分が行われることを示し、逆に適切な行動を取った場合には評価や報奨があることを示します。

⑤継続的な教育と監視

不正行為に関する教育は定期的に継続し、従業員の意識を常に高めるよう努めます。また、先ほども触れた監視カメラなどを活用して不正行為の監視を行い、早期に問題を発見して対処する仕組みを整えます。

これらの教育を通じて、従業員が不正行為を行わないよう意識を高め、お店の安定した経営を実現することに繋がります。

よくある不正行為②女の子に手を出してしまう

風俗店で働く従業員が、お店の女性に気のあるふりをして近づいたり、車移動でドライバーがキャストを口説いてくることは、業界ではよく見られる行為の一つです。

これらの行為に対しては、しっかりと管理しないといけません。

店内の従業員やドライバーは、「女の子と仲良くなれるかもしれない」という淡い期待を抱いて働き始める人も少なくありません。しかし、実際にそのような行動を取るとどんな事態を招くのかということを理解していないが多いです。

例えば、手を出したことがバレると、減給や解雇といった処分を受けるだけでなく、莫大な罰金を課せられたり最刑事事件に発展するなんてことも有り得ます。

まず、このような行為が行われている可能性があることを認識し、防犯カメラなどのセキュリティ機器を活用して、従業員の行動を監視することもできます。これにより、問題の早期発見や証拠の確保が可能となります。

契約書等の必要性

従業員との間に契約書の締結をしておくことは重要です。契約書には、従業員が適切な行動を取ること、セクシャルハラスメントや不適切な行為を行わないことを明記する条項を盛り込んでおきましょう。これにより、従業員には自己の責任を認識し、適切な行動を取るよう促すことができます。

それと同時にセクシャルハラスメントや不適切な行動が会社の規則に反すること、そしてそれが従業員やお店の評判に悪影響を与える可能性があることを徹底的に説明し、従業員が倫理的な行動を取るよう心がけることが必要です。

契約書を交わすことは、従業員にとっても会社にとっても重要です。お互いを守ることにも繋がります。これにより、双方の権利や義務が明確になり、万が一トラブルが生じた際には法的にも保護されます。

まとめ

今日の記事では、風俗店における従業員の不正行為やセクシャルハラスメントなどの問題に焦点を当てました。これらの問題は風俗業界において長く渡って続いてきた問題であり、経営者にとっての深刻な悩みです。起こりうる不正行為に対して適切な対策をしていきましょう。 対策を講じることで、風俗店の経営を健全に維持し、従業員や顧客の安全を守ることができます。