上野・宇都宮フレイバー T氏 #3【運営者としての覚悟と楽しさは…】

経営者インタビュー

(前回のあらすじ)
上野・宇都宮でライブチャット店、上野・宇都宮フレイバーを運営するTさん。元芸人であり、紆余曲折の末に業界入り。そして、業界未経験でありキャリアも短い頃に成り行きでオーナーに……そんな波乱万丈な彼に、今後の展望などを聞いてみました。

前回の記事はこちら【同じ時期に始めた人に負けたくなかった!

運営者としての覚悟と楽しさは…

―――これからライブチャット店を運営したいと思っている方に、何かアドバイスはありますか?

(T氏)う~ん……最初は寝られない覚悟をしてください(笑)というのも、ライブチャットって基本的に24時間体制であって、オープン当初はスタッフが集まるとも限らない。必然的に自分にしわ寄せがくるわけです(笑)ボク自身、それが一番キツかったですね。引き継いだ時は。

―――ちなみに当時の1日の睡眠時間は?

(T氏)2時間!

―――短い!

(T氏)しかも2時間一気に寝られるのではなく、刻んで寝ている感じでした(笑)で、今だから言えることですが…やはりシッカリと休むべきだったと。その方が絶対に効率がいいですし、仕事にメリハリがつきますから。今は全然寝ますよ、グッスリと(笑)

―――(笑)それでは、オーナーになって良かった点は?

(T氏)う~ん……無いなんて言えないし(笑)いや、やっぱり自由なところ、じゃないですか?もちろん、責任は自分に降りかかってきますけど…自分でいろいろなことを決めて進められますし、そこは楽しいですよ。

―――ちなみにTさんは現在、メンズエステも運営されていますが、何年位やっているんですか?

(T氏)約3年ですね。オープン当初はメンズエステが浸透しはじめるかはじめないかの時期で…『メンズエステ』で検索すると、痩身とか美容系の方のメンズエステがヒットする感じでしたけど、今は定着したかなと思います。メンエスを始めたのは、ボク自体がユーザーとして通っているうちに自分でもできそうだと思って……という感じです。それで、チャットの女のコたちに「できへんかな?儲かりそうやし(笑)」って相談したら、たまたまメンエス経験者もいて動き出したという感じです。

―――なるほど、そのような感じで始めたんですね。

大事なのは「何かをやり遂げる」こと

―――個人的な想いというか疑問なのですが…Tさんのようなバイタリティがある方でしたら、デリヘル業界に進出しても不思議ではないと思いまして。

(T氏)あぁ~、デリヘルですか……。1回も考えなかったな~。というのもボクの性格的に…チャットの仕事内容で、その女のコを管理するので精一杯なのに、他にやることの多いデリヘルで女のコを管理するとなると……できんやろ!(笑)

―――そうなんですね(笑)ちなみに未経験で苦労された立場から、現在のようにお店を盛り上げてきた経営理念は?

(T氏)経営理念?無い!(笑)いやいや、それはマズイので……「いつも元気に楽しく!」と「いつも感謝をする」ということを守ってきたことですかね。

―――たしかにそれが伝わってきますね、Tさんと話をしていると。最後に、業界を目指している方にメッセージをお願いします。

(T氏)そんなエラそうなもん、無いっすわ!でも、まぁ、ボク自身を振り返ると…全部中途半端に終わってきたんですね、芸人も雑誌の編集業も。ついでに結婚も(苦笑)で、流れで今がありますけど、死ぬまでやってやるとは思っていません。だけど、何かをやり遂げないとダメだとも思っています。つまり、続けることが大事だと思っています。継続は力なりということを念頭に置いておけば、大丈夫なんじゃないですかね?……ずいぶんと偉そうなこと言ってますけど、こんなもんで大丈夫ですか?

―――大丈夫です(笑)本日はありがとうございました。

『上野・宇都宮フレイバー』 T氏

芸人や雑誌編集・ライターを経て約15年前よりチャット業界に参入。また、3年前からはメンズエステ店もオープン。明るい性格とバイタリティの高さが好評な、業界注目の人物です。

『フレイバーグループ』
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