(前回のあらすじ)
思わず“ドキッ!”とさせられたり、妄想を抱かせる店名が刺激的なデリヘルを多数展開中の『裏オプグループ』を運営している萌本氏。今や、業界の風雲児としても知られている氏が経営面で大切にしていることとは?
前回の記事はこちら【“におわせ部分”……それが大切!】
自分でする…それが大事だと思う
―――裏オプグループを始めてみて、苦労した点はありますか?
(萌本氏)苦労した点は……実はオープン初月から黒字だったので、それほど苦労は無かったです。ただ、広告費をかけるほど費用対効果的なところで、たしかに電話は鳴るけど、経費がハンパじゃないなと。利益率を考えると不安定なところがありますよね。そういう時は自社サイトで調整するようにしています。あとはキャストさんとの接し方ですね。距離感の取り方とでもいいますか…近いほうが良いのですが、近すぎると甘えてしまいますので、その微妙なバランスには気を使います。キャストさんにとって、居心地の良い空間を作るように心掛けています。
―――キャストさん同士のことも大変ですよね。相性とかありますし。
(萌本氏)まさに、そうです。ずっといるキャスト同士で仲良くなるのは、連帯感があって良い部分もありますけど、その後に入って来たキャストさんが入りにくいということで店になじめなくなったりすることもありますから。その点は事務所や待機場を分けて、コントロールするようにしていますが……。
―――お店を運営するにあたって「これが大事!」という経営理念的なものはありますか?
(萌本氏)大切なことは自分で、ということですね。もちろん、スタッフのことは信頼しています。だからこそ、お店の生命線になるような重要な案件に関しては、途中までスタッフに任せても最終的には私がチェックします。それだと下の人間が育たないという指摘もありますけど、全部を丸投げして何かが起きたことを考えますと、重要な部分は自分でやらないと……と思います。だから基本的に自分も現場に出るようにしています。
―――そうなんですか!経営者の中には、早く部下を育てて自分は一歩引きたいという考えの方が多いので意外です。
(萌本氏)一時期そう思ったこともあって、そうしたこともあります。だけど、何かしらの問題が起こると……結局自分自身が、となります。トラブルは起きないに越したことはないですからね。
これからも常にビルド&スクラップの繰り返しです!
―――ところで、スタッフさんの中に女性はいますか?
(萌本氏)います。運営チームに関しましては比率的に男女半々という感じで、サイトのデザインをしながらお客様の電話を受けてもらったりもします。そういう場合は、女性スタッフの方が成約率が高いんですよね。お客様の中には電話を受けた女性スタッフに「キミは指名できないの?」と聞かれる方も多いようです(笑)
―――あぁ~、なるほど!
(萌本氏)だけど、その逆で女性スタッフが対応すると、お客様も男として女性にエロい事の注文をするという恥ずかしさ、気まずさもあって、電話を切られてしまうこともありますし。すべてがメリットというわけではないですよね。それでも丁寧な対応がウケているので、女性のオペレーターを増やしても良いのかなと思います。
―――現役のキャストさんのセカンドキャリアになることもありますよね。
(萌本氏)実際に、そのようなスタッフもいます。そして、キャスト時代に培った“お客様目線”もあるので、勧め方が上手なんですよ。そこからの契約成立率も高いですしね。
―――これからの展望はありますか?
(萌本氏)事業の柱を増やしていって、しっかりと安定した組織作りをします。まぁ、自分の性格上、追い込まれないとやらないので(笑)そこを改めて前向きに運営していきたいですね。そして、ビルド&スクラップの繰り返しになると思います。堅実さだけでは、なかなか成長できないと思いますので。だから、いろいろチャレンジしたいですね。
―――これから業界を目指す人へアドバイスはありますか?
(萌本氏)チャレンジすることが大事かなと。あとは情報だけ仕入れた、頭でっかちにはならないこと。「こうすればこうなる!」ということでも理屈はそうであれ、起きたら違ったということは多々ありますから。だからこそ、自分で試行錯誤してチャレンジすれば良いと思います。
―――本日はありがとうございました。
JKリフレ裏オプション 萌本氏
他業種で培ったビジネスセンスをベースに今までにないコンセプトで風俗業界に衝撃を与えた萌元氏。短い年月で一気に店舗展開しながらその目はすでにの展開に向いている。飽和状態と言われた風俗業界に新規参入し見事成功を収めた萌本氏の次のアイデアが楽しみである。
【裏オプグループ】
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