(前回のあらすじ)
千葉県で人妻・熟女デリヘルの激戦区として知られている西船橋。このエリアで今、在籍数、キャストのレベル、サービス内容がトップクラスと評判になっているデリヘルが『人妻の蜜』です。このお店を運営している三好氏は業界の知識がほとんど無く、飛び込んできた方です。今回はフランチャイズ店を経て、独立された頃のお話を伺います。
前回の記事はこちら【短時間でキッチリ稼げるのはナイト産業】
オープン当初は…それなりに持ち出しもありました
―――そして、三好さんは、さらに別のグループでのフランチャイズも経験されています。自社ブランドにこだわらなかった理由は?
(三好氏)まぁ、いろいろあったとしか言いようがないのですが(苦笑)まず、当時の事情的に選択肢が無かったこと。あとは、2個目に選んだフランチャイズも有名なお店を展開していて。そこに乗るのもアリなのではないかと。いずれ独立を目指すにせよ、デリヘルに関することはいろいろ知っておいたほうがいいので……。ただ、自社ブランドを育てたいとも思っていましたけど。だからこそ、『人妻の蜜』を立ち上げたのですが……。
―――『人妻の蜜』の立ち上げに際して苦労された点はありますか?
(三好氏)いっぱいありますし、あり過ぎて何が何だか……という感じです(苦笑)実は『人妻の蜜』は当初、4人で立ち上げたのですが、2人はスグに脱落して。結果的に立ち上げた時からしばらくはスタッフが自分を含めて2人だったので、体力的にキツイって感じでした。スタッフが少なすぎて人手が足りなくて、体力的にキツイという思い出が強いですよ、やはり。
―――利益的にはいかがでしたか?
(三好氏)やはり、最初は利益が……。貯金があったから、生活はできましたけど……。ただ、売り上げと出ていく経費はトントンですけど、それなりに持ち出しもありましたよ。
―――やはり、開業にあたって資金は大切ですよね。デリヘルを立ち上げた皆さんは、だいたい半年位は自分の貯金を切り崩して営業していますからね……。
(三好氏)そうなんですね……。あと、以前にお世話になっていたグループでデリヘルの仕組み、成り立ちは理解していたつもりなのですが…自分の場合は起業自体が初めてだったので、知識が無かったですよね。最初は「けっこうイケるんじゃないか?」と思っていたんですけどね(苦笑)
―――まぁ、そんなものですよね、最初は(笑)
(三好氏)そうなんですかね?まぁ、最初はそんな感じでした(笑)
なぜ、『人妻の蜜』は西船橋を選んだのか?
―――ところで、『人妻の蜜』の開業にあたって、なぜ西船橋を選ばれたのですか?
(三好氏)もともと、2つめのフランチャイズで展開していたお店が西船橋だったことも大きいのですが……。起業するにあたって、大手のグループの中でも電話の鳴りが良いエリアというものを狙いまして。
―――それはフランチャイズ店で働いて得られた情報によるものですか?
(三好氏)そうですね。あとは面接の時に、西船橋エリアで働いていた経験を持っている女性にリサーチして……という流れです。蛇足になりますけど、そうやって話を聞くと、いろいろと出てくるんですね、以前に在籍されていたお店の話が。店長に対する不満とか(苦笑)だけど、それは本音中の本音ですし、非常に参考になるんです。
―――なるほど。最近の西船橋というと、人妻・熟女店の激戦区というイメージがあります。
(三好氏)ところが、そうでもないんです。いろいろな情報を収集すると、すぐに無くなるお店がほとんどですし。目立つ店が数軒あるだけで……。だけど、それが逆にチャンスかと。ただホテルの数が少ないですけど(苦笑)
―――それではお店を運営されるにあたって、気をつかわれていることは?たとえば、キャストさんやお客様、スタッフさんに対することで……。
(三好氏)やはり、人と人とのつながりは意識して大切にしますよね。どの人に対しても、一定のクオリティでコミュニケーションを取ることを心掛けています。それは自分もそうですし、働いているスタッフ、キャストにも常に言っています。偏見を持たない人付き合い、とでも言いますか。それが一番大切にしていることかな。あとは大人の対応ができるように……という感じですかね?人は人と触れ合わないと成長しない生き物だと思っています。
『人妻の蜜』の立ち上げ当初は資金的なことで苦労されたという三好さん。現在は人と人のつながりを大切にした結果、エリアで人気のお店になっています。次回はこの業界を目指す人へのメッセージも含めてお話を伺う予定です。
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人妻の蜜 三好氏
様々な職業を経て風俗業界に飛び込む。初めに就職した店舗が、業界でも有名な体育会系のグループ店でした。そこでの大変な下積み期間を経て風俗経営のノウハウを叩き込まれた三好氏。その後自身のお店を起業するべく西船橋で人妻の蜜を開業。優しそうな見た目とは反対に、一切の妥協をせず、利益を追求するその姿勢がとても印象的でした。
【人妻の蜜】
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