コロナ禍での風俗業界の実情について

フーコム営業マンの業界日誌

2021年1月からコロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言が再度発令され、その後東京をはじめとする大都市圏には2月末までの延長もあって、本日現在も解除されていません。再びの緊急事態宣言は経済に大きな影響を及ぼし、風俗業界もその例外ではありません。しかし「不況になるほどパチンコ屋は儲かる」等の言葉があるのと同じように、「職を失った美しい女性が風俗嬢に転身するから楽しみだ」等と風俗業界の好況を期待する見方もあるようです。この台詞自体は「女性蔑視だ」として問題となってしまいましたが、コロナ禍における風俗業界は、実際どのような状況なのでしょうか。

コロナ禍における風俗業界で想定できるプラス要因

・職を失った女性が風俗嬢へ転身し、在籍キャストが質量ともに上昇する。
・コロナ感染を恐れ、身体接触の少ないオナクラなど「ライト風俗」の需要が伸びる。
・店舗型より密になることが少なく人との接触も少ない、デリヘルの需要が伸びる。
・コロナ禍の影響で不人気店が淘汰され、風俗営業可能物件が出回る。
・すべてをリモートで済ませることが可能な「ライブチャット」が流行る。

実際は?

・職を失った女性が風俗嬢へ転身し、在籍キャストが質量ともに上昇する。
深夜の飲酒伴うキャバクラで稼げなくなったキャバクラ嬢や、派遣切りに遭ってしまったOLが風俗嬢へ転身する例はあり得るでしょう。しかし、コロナ感染や密、他人との濃厚接触を怖がるのは利用客だけではありません。コロナ禍の間に退店してしまう在籍キャストも大勢いるため、質量ともに減少してしまっているのが現状です。

・コロナ感染を恐れ、身体接触の少ないオナクラなど「ライト風俗」の需要が伸びる。
オナクラ等の「ライト風俗」の利用客は、「風俗を利用するなら安い価格で気軽に遊びたい(お金が高いなら、行かなくてもよい)」ライトユーザー層です。そのような人達は、新型コロナ感染拡大の状況下では感染の危険を冒してまで風俗に通いません。また「ライト風俗」の在籍キャストも同様で、女子大生のアルバイト、OLの小遣い稼ぎ等が多く、コロナ禍においては出勤を控えるキャストも多いようです。通常のヘルスなどより大きな打撃を受けています。逆にソープやマニアを狙ったお店の方が、コロナ禍においても利用をする客が多く、影響が少ないとも聞きます。

・店舗型より密になることが少なく人との接触も少ない、デリヘルの需要が伸びる。
人ごみの中でコロナウィルスに感染するリスクを避けられるため、ある程度需要は伸びるでしょうが、元々ソープランドや店舗型ヘルスが好きな利用客は、コロナウィルス感染の不安を理由にデリバリーヘルスへ鞍替えすることはありません。想定されるほどの伸びは見込めないでしょう。

・コロナ禍の影響で不人気店が淘汰され、風俗営業可能物件が出回る。
コロナ禍による不況下では当然あり得るでしょう。しかし歓楽街に隣接する等、優良物件については、地力のある大手グループ店やこの状況下でも売り上げを保っているお店が我先に飛びついてしまうため、全くの新規開業者にまで回ってくることはないでしょう。

・すべてをリモートで済ませることが可能な「ライブチャット」が流行る。
想定通り「ライブチャット」の利用客数は増加しています。感染リスクを伴わないため、キャストについても採用希望者が増加しています。新規事業立ち上げを考えている人には朗報と言えますが、予備知識もなく開業したりデリバリーヘルスの片手間で開業したりでは上手くいかない例も多いようです。

詳しくはこちらの記事をご参照ください

風俗と比べたライブチャットのメリットデメリットとは?

 

まとめ

このような状況下、誰もが想定し得る事象は、全てが想定通りでも全てが外れている訳でもありません。一部のうわさ話や自分の感覚を鵜呑みにしてしまうと、実際に起こっていることと齟齬が生じてしまうでしょう。正確な情報をこまめにインプットし、様々な方法で調査をし、頻繁にアップデートしていくことが重要です。