今回は「デリヘル起業に必要な予算」をテーマにしてお話しします。
今は店舗型性風俗特殊営業の新規開業が非常に困難で、デリヘル(無店舗型性風俗特殊営業)の開業が増えています。
困難な理由としては場所の規制がかなり厳しいということ。
例えば東京都ならソープランドやヘルスなどは営業できる地域が細かく番地まで指定されています。
他の場所でも住宅街はダメですし、保全対象の施設がどこかしらにあったりして新規で開業するのはとても困難な状況です。
今店舗型で営業しているお店は規制がかかる前から営業し「既得権」があります。
そういった理由から今は無店舗型性風俗特殊営業のデリヘルを起業する人が増えているのです。
そして起業するなら何よりもまず”予算をどうするか”ですよね。
- デリヘル起業に興味がある。
- 実際にどのくらいの予算でデリヘル起業できるのか知りたい。
- デリヘル起業をしようとしているが予算を見直したい。
- デリヘルを起業するなら知っておいた方が良いことを教えて欲しい。
- 低リスク・低予算でデリヘル開業するにはどうしたらいいのか。
このような方にぜひ読んでいただきたいと思います。
デリヘル起業で知っておきたいこと
まずはデリヘル起業をするなら知っておいた方が良いこと。
デリヘル起業で起こりうるリスクを回避するには何を知っておけばいいのか。
リスク回避はどんな事業でも必要不可欠なことでしょう。
冒頭でもお話しした通り、規制が厳しくなったりもあるので知らない所で何かの法に触れてしまう可能性もゼロではありません。
そうならない為にも必要な知識についてご紹介します。
デリヘル起業にはどのような知識が必要か
デリヘル起業をするにあたって、どのような知識が必要か主に抑えておきたいものを上げていきましょう。
風俗営業をするには法律(風営法)も関わってきます。
これをある程度は知っておかなければなりません。
これから起業しようと考えていて風俗業界について詳しくない人にもお分かりいただけるように基礎的な事をお伝えします。
難しいことはプロに相談するにしても、大まかなことは把握しておかないと場合によっては懲役、罰金、営業許可の取り消し…など、後々大変なことになってしまう恐れもありますので業界通の方も改めて確認していただくと良いかもしれません。
意外な、忘れがちな落とし穴に注意しましょう。
1.営業開始の届出は絶対に取る。
無許可、不正な手段での許可の取得、名義貸し、風俗営業のできない禁止エリアでの営業など、これらに当てはまると200万円以下の罰金、またはこれの併科となります。
こういった事例は多いです。
特に名義貸しなどは「ちょっと借りる、貸すだけ。バレなければいい。」
などという軽い気持ちでやってしまう人がいます。
当たり前ですが、必ず「営業開始届出書」を公安委員会に提出し「届出確認書」をもらってしっかりと届出を行うことが必要です。
2.どこでも営業できるわけではない
何度も言いますが、営業できるエリアの規制が厳しいです。
デリヘルは無店舗型ではありますが拠点となる事務所が必要です。
その事務所でさえも保全対象の施設(保育園や学校、病院、図書館など)からは100m離れないといけなど、営業できるエリアは限られています。
これを見落としていると、物件を借りたのに営業の許可が下りないという事態になりかねませんので注意してください。
3.キャストの管理は自己管理だと危ない
キャストの管理はただのシフト管理だけだと思っていたら大間違いです。
従業員名簿、正式名称は従業者名簿の作成が義務付けられています。
企業が事業所ごとに作成する必要のあるもので、書類かパソコンでの管理のどちらでも構いません。
情報は常に最新の情報にアップデートしておくことも必要です。
記載内容は生年月日、採用年月日などをはじめとする法令で定められた諸事項でなので自己流の管理はやめましょう。
これらのことだけではなく、色々な留意事項があります。
なので自分で勢いで起業するのではなく専門知識のあるプロに依頼したり、企業経験のある人にアドバイスをもらうのがおすすめです。
デリヘル起業の具体的な予算
ではここからはデリヘル起業に必要な予算について解説していきます。
デリヘル起業をお考えなら「デリヘル起業 予算」などと検索した経験があるのではないでしょうか。
するといくつかの記事を見ても50万円~数百万円で出てきますよね。
相場は150万円くらいでしょうか。
もちろんお金はあったことに越したことはありません。
でも、比較的低予算で起業できるのもデリヘル起業の魅力です。
ですが、低予算で開業するには心配な部分も多くなってきます。
まずはどの程度の金額で、どのくらいの規模のことができるのかをご紹介しますのでご覧ください。
50万円~200万円
まずこの金額で本当に起業できるのか疑問に思われるかと思いますが、企業自体はできます。
そしてデリヘルという無店舗型の営業はそこまで大きな出費はありません。
ですが、起業自体はできてもその先。
起業してからかかるランニングコストやその他必要経費、黒字化するまでの自分の生活費などを考えると厳しいものがあるでしょう。
300万円~400万円
50万円~200万円と比べると結構余裕もあるし、大丈夫なのではないか?
と思われるかもしれませんが意外とこれくらいの金額の差でしたら「余裕があるから心配はいらない!」とは言えません。
業界経験者でノウハウがある人なら良いかと思います。
500万円以上
黒字化するまでの数か月間の経営、生活費のことを考えると500万円以上が妥当かとは思います。
デリヘル起業で業界に新規参入ともなれば顧客はゼロからのスター度ですよね。
お客さんがお店についてくれるようになるまでには1年はみておいたほうがいいでしょう。
赤字も覚悟しておかなければいけません。
ただ、1度軌道に乗れさえすれば風俗は原価や仕入れ値などといったものはないので頑張れば2年目以降は毎月100万円の黒字も夢ではありません。
低リスク・低予算で起業するならフランチャイズ加盟がおすすめ
デリヘル起業の魅力とは低予算で起業でき、黒字になればしっかりと稼げるようになる!ということですよね。
先ほどご紹介した内容を見ると「結局、低予算で起業はできるけどリスクが高いなら無謀じゃないか。」と思われるかと思います。
ですが、低リスク・低予算で起業できる方法もあります。
それがフランチャイズ加盟です。
フランチャイズ加盟というのはコンビニなどと同じで、風俗業界にもフランチャイズ展開しているグループがあるのでそこに加盟するのをおすすめします。
フランチャイズ加盟のメリット
フランチャイズ加盟は何がおすすめかというとメリットが豊富なことです。
メリット1.成功しているお店のノウハウをレクチャーしてもらえる。
これは非常に高いメリットと言えます。
経営術から、キャストの管理、何をどうすればいいのかを教えてもらえるというのはかなり心強いですよね。
しかも、成功しているお店ですので実績に基づいた知識を知る事ができます。
なのでいきなり新規参入するよりもフランチャイズ加盟で指導をしてもらいながら起業できるというのはとてつもないメリットであり、リスク回避に繋がるでしょう。
メリット2.困りごとを相談できる
起業はできても、お店がスタートしてから「こんな時はどうしたらいいのか?」ということはたくさん出きます。
フランチャイズ加盟をしているのであれば、そういった時の対処方法なども教えてくれるので安心です。
3.低リスク・低予算で起業できる
フランチャイズ加盟だと低リスク・低予算で起業できます。
フランチャイズ加盟を募っているグループでは低予算・低リスクで起業までをしっかりとサポートしてくれます。
ノウハウがあるからこそ低予算での起業が可能となるのです。
ロイヤリティは発生しますが、1人でいきなり新規参入した後に起こりうるリスクを考えるとロイヤリティを支払う価値はかなり高いです。
フランチャイズ加盟にはこういったメリットが多数あります。
そして、起業する前に知りたいことがあればフーコムデリヘル開業セミナーをご利用ください。
実際に業界で成功を収めた現役で活躍する経営者の方を講師でお招きし、店名や実名を公表していただいてお話を聞く事ができるセミナーです。
直接質問もできますのでとても有意義な時間をお過ごしいただけると思います。