風俗業界において「風俗慣れしていない女の子」あるいは「風俗嬢らしくない女の子」は人気が高いとされています。つまり「素人っぽい女の子」と言い換えられ、この風俗店の「素人」を謳ったコンセプトは必ず成功するともいわれています。今回は、なぜこの「素人」コンセプトが根強い人気なのか考えてみます。
素人=スレていない、風俗慣れしていない女の子
風俗業界においての「素人」とは、業界未経験の初心な女の子を表現しています。風俗店に入店している時点で「素人」なはずはないのですが、印象として「男性経験の少なそうな」、「援助交際などしていなさそうな」女の子です。
当然、入店から数ヶ月が経過すれば「素人」を謳うことは難しくなりますが、容姿が清楚あるいは幼ければ「素人」と掲示することもあります。あくまで感覚的なものですので、在籍キャストが客前で「素人」を演じることが可能ならば、咎められるものではありません。
しかし、「素人」を謳いながら客前で手慣れた態度やプレイをすれば、利用客をがっかりさせることになりかねません。注意が必要でしょう。
業界未経験の「素人」がウケる理由
・本気で感じてくれそう
来店客は、初心な女性であれば性行為に慣れていないからプレイでありながら本気で感じてくれそうだと考えます。風俗店のプレイであっても相手に本気で感じて欲しいと思うのは男性の性でしょう。
・自分が優位に立てる
手慣れた様子のキャスト相手には来店客は尻ごみをしてしまい、プレイをリードすることができません。一方で、初心な女性相手になら自らリードすることも可能だと考えます。プレイ中は女性より優位に立ちたいと思う男性は多いでしょう。
・初心な仕草に興奮する
恥ずかしげもなく裸になるなど、流れ作業的にプレイされることに萎えてしまう男性も多く存在します。疑似恋愛を楽しみたい来店客には「素人」ならではの恥らいも必要でしょう。
・「本番」ができるかもしれない
プレイ中の「本番行為」はもちろん禁止されていますが、利用客は入店間もない「素人」であれば押しに弱いのではないかと考えがちです。そのスリルを味わうために来店は増えますが、キャストには絶対に断るよう指導が必要です。
・「店外デート」ができるかもしれない
「本番」に近いものがありますが、利用客は「素人」であるからこそ、プレイ中の会話やプレイが盛り上がれば、個人的な交際に繋がるのではないかと考えます。連絡先の交換や店外デートの誘いもかけやすいのではないかと考え指名してきます。これにも誘いに乗らないよう注意を促しましょう。
これらの理由で「素人」は大きく支持されます。
素人店を開業するにあたり
「素人」をコンセプトとするお店が支持を得る理由は理解できたかと思いますが、実際に「素人店」を開業するには大きなハードルが存在します。「素人」と謳えるような「清楚な」「初心な」「幼い」印象の女の子は、どの店からも引く手あまたです。大手グループ店も費用をかけて募集をかけています。在籍キャストを集めるのが非常に困難なことは覚悟すべきでしょう。
まとめ
「素人」を謳ったコンセプトのお店は、常に需要があります。専門店でなくとも「素人」と銘打つことができる女の子を在籍させることができれば、人気に繋がるでしょう。お店の売り上げアップのためにも「素人」と謳えるキャストを増やしていきましょう。