交際クラブの開業方法と経営について

フーコム営業マンの業界日誌

昭和の時代から存在する「交際クラブ(デートクラブ)」とは、女性との出会いを求める男性と食事や性交渉を共にする事で男性からお金を得たい女性をそれぞれ募り、引き合わせるサービスです。

男性会員へ未成年の女性を秘密裏に紹介する違法性の高いものや、高額の登録料や紹介料を支払った富裕層の男性に、お金を稼げていない芸能人やアイドルの女性を紹介する「高級デートクラブ」まで幅広く存在するようです。

最近では、女性がSNS等を通じて個人的にお金を支払ってくれる男性を募る「パパ活」が流行している事もあり「交際クラブ(デートクラブ)」への需要は再び高まりつつあります。「交際クラブ(デートクラブ)」の開業へのステップとは、どのようなものでしょうか。

「交際クラブ」出店の手続き

「交際クラブ」は「ヘルス」や「ピンサロ」のような「風俗店」ではないため、出店する際に店舗を構える地域の警察署へ届出をする必要はありません。

しかし、東京都については風俗店と同様の手続き、つまり警察署への届出が必要なため、店舗を構える物件の所有者に「経営承諾書」を貰って最寄りの警察署へ提出し「届出確認書」を発行して貰わねばなりません。

「交際クラブ」の経営手法

「交際クラブ」の経営手法は、風俗店と大差はありません。男性から人気を得られるような容姿・器量の良い女性をより多く集め、男性会員に紹介します。男性会員から「プレイ料金」は取りませんが「会員登録料」や「紹介料」を頂戴します。風俗店と同様、集める女性の質と量が売り上げの決め手です。

「風俗店」と異なる点は、宣伝方法です。風俗店のように専門の情報サイトや口コミサイトが存在しないため、グーグル等の検索エンジンと連動したリスティング広告が主な宣伝手段です。比較的「薄利多売」な風俗店の営業手法と違い、割高な登録料と紹介料を貰ってよりクオリティーの高い女性と引き合わせることで成立する業態なので、男性会員から認知と信用を得るには、より長い時間が必要でしょう。

しかし「風俗店」のように「価格幅」や「相場」がおおよそ決められている訳ではないので、クオリティーの高い女性を登録させることさえ出来れば、利益率の高い価格設定も可能でしょう。

「交際クラブ」経営上の留意点

繰り返しになりますが「交際クラブ」は風俗店ではありません。「男性と女性を引き合わせる」までがビジネスであり、それ以上の関与をしてはいけません。多くの場合、男性会員は女性との性交渉を望んでおり、女性会員も男性会員と性交渉を行う事でより大きな金額を得ようと考えていると思われます。

だからといって「交際クラブ」側が、男性会員に「性交渉込み」の金額を提示したり、女性会員へ男性会員との「性交渉」を行うよう促したりすれば「売春あっせん行為」となり法に触れてしまいます。店側はあくまで「男性会員に女性会員を紹介する」ことしか、してはいけません。

まとめ

「交際クラブ」は風俗店ではないものの、クオリティーの高い女性をより多く集めて客一人あたりの収益単価を高め、より多くの男性会員を募るという点では「高級デリヘル」の経営手法に類似しています。「高級デリヘル」の経営者であれば「交際クラブ」の同時経営を考えてみても良いかもしれません。