敗北のスーパーヒロイン M氏 #1【業界のことなんて何一つ知らなかった】

経営者インタビュー

「経営者インタビュー」とはデリヘル経営の体験談を、風俗業界の第一線で活躍する経営者の方にインタビューする企画です。今回は、五反田エリアでとことんマニアックなプレイを堪能できると話題の、派遣型イメクラ『敗北のスーパーヒロイン』のM氏にお話を伺います。10月には『敗北の女子プロレス』がオープン予定で、注目を集めている業界の風雲児の言葉に注目です!

業界のことなんて何一つ知らなかった

―――私自身、初めて『敗北のスーパーヒロイン』の存在を知った時に、ものすごい衝撃を受けたんですね。

(M氏)ありがとうございます(ニッコリ)

―――そんな衝撃の中、10月には『敗北の女子プロレス』なる女子プロレスをコンセプトにしたデリヘルをオープンすると伺いまして…本日、いろいろなお話を聞いてみたいと思いました。

(M氏)ありがたいですね~。でも、変なコンセプトのお店ばかりで申し訳ございません!(笑)

―――このようなマニアックなお店を開業するということは、Mさんはとても風俗通なのかと思いまして……。

(M氏)いえいえ、私は3年前に『敗北のスーパーヒロイン』を立ち上げるまで、今の業界とは全く違う仕事をしていました。

―――差し支えなければ、どのような業種か教えてください。

(M氏)いわゆるシステムエンジニアとして、エンタメ系のプログラム開発に関わっていました。それを自営でやっていたのですが、たまにアダルト系の案件が舞い込むんですね。まさか、その時は数年後に自分でお店を立ち上げているとは思いませんでしたけど(笑)あとは営業系の仕事が多かったです。

―――今、とんがったコンセプトのお店を運営されているMさんですから、業界歴が長いと思っていたので、その答えは意外に思えます。

(M氏)ちゃんと大学に行ったわけではなく、それでもお金は稼ぎたいと思ったら、結果を評価してもらえる営業職しかなかったというのが現実ですけど……なんかその当時、若かったこともあって、やたらと自信があったのでしょう。「俺は何でも出来るぞ!」って思っていて…でも、実際は何もできなくて(笑)ただ、営業職は頑張るほど優秀と評価される世界でもあるので、がむしゃらにやっていました。

業界の現金決済の速さに興味を持った

―――そのような経験を経て、デリヘル業界に入ろうと思った理由を教えてください。

(M氏)私は風俗業界で働く云々以前に、それまで風俗店で遊んだことも無いに等しい状態でした。だけど仕事上の付き合いなどで、キャバクラには行ったことがあって。そこで気になったのが、「この業界って、現金決済が速いんだな~」ということです。

―――と、申しますと?

(M氏)たとえば、自営でシステム開発の仕事をしていた時は…クライアントさんから30万円の案件を受けたとしても、先方からの支払いは、仕事を収めてから翌々月末だったりするわけです。一方キャバクラの場合、数人で行くと30万円といった金額になりますよね。そして、キャバクラはその場で支払われる……つまり、同じ金額でも自分の手元に入ってくるまでが速いなと思いまして。それで、稼ぐには最適のシステムなのではないかと

―――なるほど。そういう見方をされたのですね。

(M氏)はい。しかし、現時点でキャバクラを新規でオープンさせるのは難しいですよね。それで調べてみたらデリヘルだと。さらにインターネットで開業方法を調べて……まさに“Google先生”のおかげです(笑)

現金決済の速さイコール、稼ぐ。この点はデリヘルのメリットの一つです。そこに気付いたM氏は、なぜ『敗北のスーパーヒロイン』のようなマニアックなコンセプトのお店を立ち上げたのか?次回はその点についてお話を伺います。

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敗北のスーパーヒロイン M氏 #2【こだわるからこそ稼げるチャンスがある】

『敗北のスーパーヒロイン』 M氏

営業職、システムエンジニアなどを経て2017年に五反田エリア『敗北のスーパーヒロイン』を開業。新店として『敗北の女子プロレス』をオープンさせる。2023年現在は合計5店舗まで店舗展開をする。「今一番とんがった風俗店」を運営する注目の人物です。

『敗北のスーパーヒロイン』
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