風俗業界における真面目な運営とは

フーコム営業マンの業界日誌

コロナ禍によって客足も遠のきキャストの応募者も減少し、営業にあたって様々な感染対策も迫られるなど、風俗業界全体が大きな打撃を受けています。そんな中、クライアントである風俗経営者の方々から「結局、真面目な経営をしている店が生き残る」という言葉をききます。所謂「スッと心に刺さる言葉」ではありますが、「真面目な営業」とは一体何を指すのでしょうか。

風俗業界の「不真面目な営業」

今でこそ比較的クリーンになりつつあるといわれる風俗業界ですが、他の業界に比べ首をかしげてしまうような部分も多々あります。

■振替

デリヘルの指名客に対し、HP等に掲載したキャストのプロフィール画像と全く違う女性を派遣する行為です。チェンジ料金を高く設定したりキャンセルそのものを禁止にしたりして客からのクレームを取り合いません。

■パネマジ(パネルマジック)

上記の「振替」同様、身体を細く見せたりバストや目を大きく見せたりすることでキャストのプロフィール画像を大幅に修正し魅力的に見せる行為。「振替」との違いはあくまでも本人であることで、チェンジやキャンセルは受け付けられません。

■ダミー出勤、ダミー在籍

実際には出勤していない、または在籍していないキャストを在籍・出勤中と偽ってHP等に掲載する行為です。利用客が指名しても「予約が一杯なので」と別のキャストを勧め、あるいは予約を受けた上で体調不良などを理由に直前に別のキャストへ振替させることもあります。

■わかりづらい料金設定

60分10,000円と表記されていながら入会金や交通費が割増しで加算され、高額になってしまう等。

反社との繋がりが透けて見えるような悪質な営業方法を除いても、上記のような利用客の信頼を裏切る「不真面目な営業」は未だ常態化しています。

「不真面目な営業」が通用しない理由

数年前までは「多少の当たり外れも風俗遊び」と割り切れた利用客も居ましたが、不況やコロナ禍を経て、遊び方も変化してきました。風俗につぎ込む「余分な」お金を持つ世代が高齢を迎えて風俗遊びを卒業し、現在の風俗利用者には「当たり外れを楽しむ」余裕はありません。

お店のHPはもちろん風俗情報サイトや口コミ掲示板なども熱心に調べ、失敗をしない努力を惜しみません。そのため一度期待を裏切られてしまえば、そのお店には二度と足を運ばないでしょう。振替やパネマジ、ダミー出勤などの「不真面目な営業」は風俗店を経営する上での致命的な行為ともなり得ます。

まとめ

利用客に金銭的にも心理的にも余裕がない昨今、期待を裏切る「不真面目な営業」行為は厳に慎むべきでしょう。一時的な営業利益を上げるために心が揺らぐことがあるかもしれませんが、一度利用客に広がった悪い風評は、なかなか拭うことが出来ません。「真面目な営業」を続けることが結果としてこの逆風を乗り切る一番の手法でしょう。