風俗業界の魅力の1つ。起業しなくても社長になれる方法とは?

デリヘルオープン準備

自ら会社を立ち上げ、利益を上げながら規模を拡大していく起業家に憧れを抱く人は多いことでしょう。バイタリティーに溢れ、即決即断で日々を奔走している姿に自らを重ね、「いつかは自分もこうなりたい」と思っていても、起業する資金も専門的な知識も持ち合わせていなければ、中々上手くいかないのが現実です。そこで、今回は風俗業界の魅力の一つとも言える、多額な資金も専門的な知識も必要としない(と思われがちな)、風俗店開業の方法をご紹介いたします。これから風俗業界へ足を踏み入れようとしている方はぜひ参考にして下さい。

風俗店を開業する際の注意点

いざ開業するとなれば、どのようなビジネスでもまずこの2点が必要になります。

・開業資金

・知識(ノウハウ)

これらは風俗業界でも変わりはありません。デリバリーヘルスを例とすれば、数年前までは開業資金が300万円あれば十分とされてきましたが、現在では少なくとも1,000万円が必要だと言われています。知識(ノウハウ)に関しては、全く具体的な情報を得ることなく(風俗利用経験が無く)開業される経営者も稀にいますが、その場合にはどのような業態が流行っているのか、利用客のニーズはどこにあるのか、拠点はどこに構えればよいのか等、マーケティングを念入りに行い、利益の上がる算段を立ててから開業しなくては、まず成功しません。またこのようなビジネスセンスを持っている方であれば、おそらく風俗店でなくても、どのようなビジネスでも成功をすることでしょう。しかしながら、風俗店開業希望者の多くは、自らが風俗遊びをする中で「自分だったらこんなお店があったら通い詰めるのに…」と思い、経営者になる事を決意する方がほとんどです。その場合、提供可能なキャスト数の確保や不慣れなWEB媒体による集客方法に苦労し、開業してもなかなか上手くいかないということが多いのです。

つまり、風俗店の開業には

・最低1,000万円の準備金(貯金)が必要

・開業したいお店の具体的なコンセプトがあっても、キャスト数の確保や集客のノウハウを得るため、数年はどこかの既存店舗に勤め、店長やマネージャーとしての経験を積んだ方が良い。

ということになるでしょう。しかし、1,000万円の準備金を集めるのは非常に難しく、店長クラスを数年務めただけで貯蓄できるような額でもありません。現実的には、この方法では開業自体が難しいでしょう。

起業をしないで社長になる方法

上記で紹介したように、自ら資金を集め開業した店舗を上手く軌道に乗せるのは、非常に難しいでしょう。では、開業をせずに店舗経営者となるためにはどうすればよいでしょうか。大手や中堅どころの風俗店経営会社は新規店舗を出店するたび、事業所毎や、エリアごとに経営会社を分社化するものです。売り上げ好調な会社は次々に新規出店を行い、次々に分社化をしています。つまり、売り上げ好調な会社には、次々に新たな会社が生まれ、新たな社長が誕生することになります。そうした会社に勤め、しっかりと結果を出して実績を買われれば、新会社の社長になることができるのです。グループの中にある会社の社長なので、いわゆる創業者とは違いますが、社長であることは変わりありません。自分で決済し、効果的に経費を使い、利益を上げていく。売り上げが悪ければ会社は倒産してしまいます。全てを自らの思い通りには出来ないかもしれませんが、希望であった風俗店経営者となるための一手段であることに間違いありません。

まとめ

経営者というと、創業者がイメージされがちですが、今回ご紹介したグループ店経営者も立派な経営者=社長です。グループ内での競争を勝ち抜き、多店舗よりも利益を上げることが出来れば、必然的にグループ内での影響力も発言力も上がってきます。グループ店経営者なりの制約もありますが、準備金の確保やノウハウを覚える労力を考えれば、「社長になる」一つの手段として、有効であると言えるでしょう。ただし、最初の勤めるべきお店選びを間違えてしまっては、せっかくの頑張りが無駄になってしまうので就職の際の店舗の選定には、十分な注意が必要です。