風俗店のコンセプトについて改めて考えてみる

デリヘルオープン準備

風俗店は「イメクラ店」「SM店」「M性感」「人妻店」等、プレイ内容やキャストの年齢層・キャラクターによってさまざまな「ジャンル」に分類されます。それぞれの「ジャンル」の特色を売りにして、来店客の嗜好に合わせたサービスを提供するためです。他店との差別化を図り、来店客に自店を選んでもらうためでもあります。しかし、風俗店の「ジャンル」も今や出尽くした感があり、限られた「ジャンル」の中でも、他店とのさらなる差別化が求められています。その差別化のための「ジャンル」の味付けとも言えるのが、お店の新たな「コンセプト」です。では、どのような「コンセプト」が考えられるのか、提案したいと思います。

出尽くした風俗業界の「ジャンル」

風俗店には、他人の妻との不倫を疑似体験できる「人妻店」、女子高生との性行為や痴漢行為を疑似体験できる「イメクラ店」、女王様に凌辱されたりM女を虐待したりできる「SM店」等、様々な「ジャンル」があります。風俗店が飽和状態であり、風俗店を特徴づける「ジャンル」も出尽くした中、他店との差別化を図るには「ジャンル」よりさらに細分化されたお店独自の「コンセプト」を見出すことが必要です。すぐに思いつくものであれば、「価格設定を低くして30代・40代を集めた熟女専門人妻店」や「各女子高で実際に採用されている制服を豊富に取り揃えたリアリティーを追求したイメクラ店」等がありますが、これらも既にありきたりであり、他店との差別化にまでは至らないでしょう。

利用客が求めるものとは

風俗利用客が求めているのは「非現実性」です。彼女や奥さんにはお願いできない性的嗜好や公に行えば法に触れてしまうような性行為、特殊な性的趣向等を風俗店で「疑似体験」したいのです。その「疑似体験」がよりリアリティーを持って実現できれば、来店客は金に糸目はつけないものです。高い価格設定にしてでも「非現実性」を追求すべきでしょう。逆に「コスト・パフォーマンス」だけを追求するなら、もしくは「なるべくイイ子となるべく安く性行為がしたい」という「コスト・パフォーマンス」だけを求める来店客をメインのターゲットに据えたなら個人経営の風俗店は、集客力のある大手グループ店にすぐに淘汰されてしまうでしょう。だからこそ、小回りのきく個人経営だけが可能な「非現実性」を極限まで追求した独自の「コンセプト」作りが重要なのです。

「コンセプト」の具体例

男性であれば誰しも人に言えないような性癖が大なり小なりあると思います。

・普段接することもない「派手目な黒ギャル」と性行為がしてみたい

・ニューハーフとの行為やニューハーフのカラダに興味がある

・痴漢行為をしてみたい

・先生になって生徒に悪戯してみたい

このような「非現実的な」性的嗜好を実現してくれるお店が存在すれば、お金はいくらでも出したくなるでしょう。またこのような「マニアック」な「コンセプト」は、需要が限られるため大手グループ店が参入することはありません。しっかりと利用客の希望を叶えることができれば、安定した売上を確保できるでしょう

まとめ

男性は日常でも実現可能な普通の女性とのありきたりな性行為には、それほどのお金を費やそうとは思わないものです。逆に現実では実行不可能な、特殊な性的嗜好を満足させてもらえるならお金はいくらでも支払うでしょう。風俗経営者の多くは男性かと思います。自分の性癖をヒントに是非、一味違う「コンセプト」を見出しましょう。