今回は風俗店の女性店長のメリット、デメリットについて解説します。
今や風俗業界の経営者は男性ばかりではありません。
特に大手グループで女性店長や女性スタッフの採用は多くなっていますし、女性が風俗に関わるということに対して年々ハードルが下がっています。
経営側で言うと総数で言えばもちろん男性の方が多いでのですが、元々キャストで活動していた女性が経営側に回ったりと、今は女性経営者も増えているんです。
女性の店長だとお店にとってメリットになることが多いですが、その反面デメリットも存在するので気を付けなければいけない事もあります。
この記事の目次
女性店長のメリット
ではまず風俗店の女性店長のメリットについてお話ししましょう。
女性が店長になったり、経営側に立つ時はその女性本人がキャストをしていたりと元々風俗業界に関わりがあって経営側になる場合が多いです。
体が資本の仕事ですし、体力的にも長く続けるよりは自分が働いていたお店の運営側になっていくというパターンで、経営のトップでなくても内勤スタッフなど女性スタッフが活躍しているお店もたくさんあります。
中には女性スタッフを積極採用しているお店もあるほどです。
女性店長のメリット ①お客さんやキャストが安心できる
女性店長のメリットの1つ目はお客さんやキャストが安心できるという事。
キャストは女性ですし、特殊な業界なので面接を受けるにしても緊張して業界に入ってきます。
ですが女性がスタッフが居るというだけで「何かあったら相談しやすい」などの理由から安心感が全然違うそうです。
お客さんからすると「女性なら詐欺やぼったくりなどは無いだろう」という安心感が生まれるので、これも集客において大きなメリットと言えます。
女性店長のメリット ②女性ならではの悩みを相談しやすい
風俗業界未経験のキャストだと仕事で困ったことをいきなり男性スタッフに相談するというのは難しい場合もあります。
女性ならではの悩みもあるでしょうし、そんな時は特にキャストの経験がある女性店長だとかなり相談しやすいです。
接客内容や体の事でデリケートな問題で悩むキャストも少なくありません。
そんな時に男性には話にくい事もあるでしょう。
ですが店長が同性でキャスト経験者というだけでその安心感は大きなものです。
キャスト側の気持ちが理解できるので、寄り添うことができ、話がしやすいことからキャストとも信頼関係が築けます。
女性店長のメリット ③男性にはない女性目線で接することができる
男性よりも細かい所に気が付きやすいのが女性です。
これは風俗店を経営していくのにあたり大きなメリットと言えます。
風俗店は女性キャストが居なくては運営できません。
キャストが命と言っても過言ではないです。
なのでキャストとスタッフの人間関係も大切になってきます。
キャストは女性ですし、特に初対面では男性スタッフだと警戒心が強くなってしまうでしょう。
ですので、女性スタッフの方がキャストと密な関係を作りやすいですよね。
キャストのメンタルの変化にも男性スタッフより早く気が付く事ができたりと、キャストの定着率が上がるので女性目線があるお店は強いです。
女性店長のメリット ④お客さんが意外と無茶を言わない
お客さんの中には無茶なことを言ってくる人もいます。
話しているのが男性スタッフだと横柄な大度を取られることも多いです。
ですがスタッフが女性だとほとんどの場合、お客さんのお店側に対する態度が柔らかくなります。
これは女性の特権でしょう。
女性店長のメリット ⑤求人に女性店長常駐とうたえる
女性店長やスタッフに女性が居るというのは宣伝やブランディングにとって大きなメリットです。
キャストを募る求人の広告に「女性スタッフ常駐」と掲載できるのはキャストを獲得する上で良いキャッチフレーズになります。
特に風俗未経験の応募者は「男性スタッフにセクハラをされないか」「講習と言って怖い思いをさせられないか」などの心配があるので面接に踏み切るまでに時間がかかったり、面接直前のドタキャンは多いです。
こういったことから女性店長が居るという事で応募する女性に安心感を与える事が出来ますし、面接に応募するハードルが下がるのでキャストが集まりやすくなります。
女性店長のメリット ⑥キャストとスタッフの間をうまく取り持つ事ができる
例えば元キャストの店長ならキャストの気持ちを理解した上でキャストの相談にも乗れるし、お店側の気持ちも分かります。
親身になってキャストと接しながらも他のスタッフとの間を取り持つことができるので、お店の中の人間関係を円滑にできるのが女性店長ならではの強みです。
女性店長のデメリット
今までの話で女性店長を常駐することのメリットが多いのはよくお分かりいただけたかと思います。
それとは逆にデメリットは少ないです。
ですがデメリットについては数の問題ではありません。
なのでこれから女性で風俗店の店長をやろうと考えている人、女性店長を雇用しようとしている経営者の方はデメリットについてもよく把握しておいてください。
女性店長のデメリット ①女性だからとセクハラを受ける可能性有り
女性店長のデメリットとして考えておかなければならないものの1つとして、店長も女性だからということでお客様からセクハラを受ける可能性があります。
これについては必ずセクハラを受けるということではなく、あくまでも可能性の話です。
お客様対応をしている最中に「店長は呼べるの?」などという笑って済ませられるような冗談交じりのものから、何かトラブルがあった場合に「店長が責任をとって接客を」などと言われることがあるかもしれません。
これには応じる必要は無く、事前にそういったことを言われた場合の対応策をマニュアルとして設定しておきましょう。
女性店長のデメリット ②トラブル対応に不安がある
風俗経営で必ずあるのはお客様とのトラブル対応です。
ご予約の直前にキャストの体調不良などで指名のキャストではなくなってしまう場合や、キャストとお客様の接客中に起きたトラブル対応などがあります。
これらのトラブルはどんなに気を付けていても起きてしまうものです。
お客様は男性なので、そういう場合に対応するのが女性だと舐められ、必要以上に高圧的な態度を取ってくる人や大幅な値下げ交渉をしてくる人がいます。
おさまりがきかない人も中にはいるので注意が必要です。
また、本番強要なども考えられるので女性店長がトラブルが起きた現場に行くということが難しいこともあります。
ですので、トラブル対応は男性スタッフの方が安心な部分はあるでしょう。
女性店長のデメリット ③同性なので感情的になってしまう事がある
風俗店で働くキャストの中には女性同士の交流を嫌がる人もいます。
そして女性同士、体調不良などについても嘘を見破ってしまい、注意や指摘をする中で感情的になってしまう事があるそうです。
なのでキャストとうまくいかない事が多々あります。
風俗で働いていることを隠したい人がほとんどなのもそうですが、他人だとしても同じ女性に知られたくないという部分があるようです。
そして相談事は女性同士だからこそ話やすい内容のものも多いはずなのですが、逆に男性スタッフの方が気兼ねなく話せるというキャストさんもいるので、そういう人には女性店長やスタッフが担当に付いたりすることは難しいと言えます。